parkERs JOURNAL vol.53一覧

植物×水×IoTを使った“未来の公園”を体感できるオフィスにご案内します
parkERs 新オフィス

2019年11月、parkERsは3年以上お世話になった北青山のオフィスを出て、南青山へとオフィスを移転いたしました。

新オフィスのデザインコンセプトは「“未来の公園”を体感できるワークプレイス」。「“未来の公園”って何?」、「公園の心地よさって何?」をparkERsなりに追求したオフィスになりました。

デザインでは、廃棄物から作られたparkERs soilを練りこんだ床材を使用したり、ブランコやウッドチップのエリアを作ったり、オフィスの真ん中に天井から水滴が落ちる水たまりがあったり、壁面緑化と一体になったアクアポニックスでメダカを育てたり、と様々な試みをしています。

その他にも、オフィス内で自然エネルギーによる自家発電、独自に開発した「Indoor Park モニタリングシステム」で植物をIoTで管理、さらに内田先生(東京大学大学院)、Arup、 日本特殊陶業、日本アイ・ビー・エムをはじめとするみなさまと共同研究を通して植物、人間、環境の関係のエビデンス化を目指しています。こうした空間デザインや植物の枠を超えて、サスティナビリティやテクノロジーなどでも新たなチャレンジに取り組んでいます。

新オフィスのこだわりのすべてはお伝えしきれませんが、実際に体感いただく前にこちらで一部をご紹介いたします。

parkERsのオフィス見学お申し込みはこちらから。
オフィスができるまでの道のりはnoteのこちらの記事から。


オフィスに一歩踏み入れると目の前に広がるIndoor Parkエリア。
シンボルツリー、水たまり、湾曲した大テーブルがお客さまをお迎えします。


トチノキの自然な形状を活かした大テーブル。素材のもつ表情や質感は残しつつ、
機能性も担保しています。ちょっとした作業や打ち合わせができるエリアです。

公園の水辺に人が集まるように人が 自然と集まってくる水辺エリア。
天井から落ちる水滴による波紋、湧き水による揺れ、風によるさざ波と水面の表情も豊かです。

Indoor Parkから奥へ進むと植物が鬱蒼と茂っている森のようなForest Park。
樹々に囲まれた木漏れ日の中、集中して各自の業務をするエリアです。

このエリアの中央に置かれた吊り型デスク。脚がなく抜け感があるので鹿児島から
はるばるやってきたベンジャミン・ヌダの特徴的な幹や枝ぶりがさらに映えます。

壁はグレー、床はparkERs soilを練りこんだ優しい土色、照明も自然光に
加えて2つの色温度の光を混ぜるなど、落ち着いた環境づくりを徹底しました。

実験的な試みを行なう「ラボエリア」では、角度を変えられる壁面緑化や
滝什器とアクアポニックスを組み合わせて実験的にメダカを育てています。

唯一囲まれた個室でもある会議エリア。外の素材(枝や植物)と内の素材(布)を
使用して、あえて他エリアとは異なる「室内らしい空間」に仕上げています。

カーブした明るい窓際を活かしたOutdoor Parkは、ウッドチップの床に
ブランコを設置。ゆらゆらと揺れながら開放的な思考を生みます。

ザクザクとしたウッドチップの踏み心地を楽しみながら、好みの丸太と場所を選んで
打ち合わせをしたり、お弁当を食べたり、と各々で利用方法を工夫しています。

静岡県立大学 芝生園地

parkERsのメンバーがおすすめの公園をご紹介するこのコーナー。今回は、「静岡県立大学 芝生園地」をご紹介します。 静岡県立大学、静岡県立美術館そして静岡県立中央図書館が立地する、文化・教育のエリアに広がるこちらの園地。大学の敷地内に位置していますが、訪れるのは学生だけではありません。地域住民が家族でピクニックをしていたり、美術館を訪れた人が散歩をしていたり、思いっきり駆け回っている子供たちもいれば、芝生の坂にのんびり寝っ転がっている人も。子供から大人まで、思い思いに心地よく過ごすことができる空間です。 おすすめの場所は、クスノキやモチノキなどの低く大ぶりな木の下。まず木の下に荷物を降ろして一息ついてから、自由に芝生で遊んで、遊び疲れたらまた木の下でくつろぐ。そんな気ままな過ごし方はいかがでしょうか。
◆静岡県立大学 芝生園地の詳細はこちら

新オフィス見学も
ご予約受付を開始しました

以前のオフィスには多くの皆さまにお越しいただき、まことにありがとうございました。 新オフィス見学のご予約は11月25日より承っています。今月のメールマガジンでも見どころをご紹介させていただきましたが、実際のオフィスにも足を運んでいただき、ぜひ新たなparkERsの空間を体感ください。様々な新しい取り組みにチャレンジしたわたしたちの新オフィス。みなさまのご来社をお待ちしております。
■オフィス見学のお申し込みはこちら


近畿大学で新プロジェクト
“空間プロデュース講座”開講

先月10月より近畿大学との新しい取り組みが始まりました。その名も「近畿大学グリーン・プロジェクト」。 ブランドマネージャー梅澤が講師となりプロジェクトを監修。ワークショップやディスカッション、parkERsからのフィードバックを通して、学生のみなさんが発案したアイデアをもとに、近畿大学キャンパス内の空間を施工します。みなさんにとっては座学からデザイン提案、そして実際に空間が完成するまでの一連の流れを学べるカリキュラム。全20回、来年3月までを予定しています。
■詳しくはこちら


“森を守る土”
リニューアルしたparkERs soil

人気のオリジナル開発商品「parkERs soil(パーカーズソイル)」が、さらに改良を重ねリニューアルいたしました。 “使わずに捨てられるもの”として、原材料に新たに加わったのは「竹炭」。植物の生長を促進するよう環境を整える効果に加え、この土を使用することで、日本で深刻な問題となっている”竹害”(竹林の放置により周囲の森林の植生を破壊する被害)から森を守ることに繋がります。またリニューアルにより可燃ゴミでの処分が可能に。使えば使うほど日本の森が元気になるparkERs soilをぜひ一度お試しください。
■詳しくはこちら


野外研修の集大成
“森の再生をはかる”

11月17日(日)「plants culture caravan野外版」第5弾として湘南国際村めぐりの森で行なわれた植樹祭にparkERsのメンバーが参加しました。 この企画では、これまでに明治神宮の森や檜原村の森を訪れて自然の生態やあり方に触れ、都市と森の共存について考えることで、空間づくりに生かす方法を探ってきました。第5回目となる今回は、実際に自分の手で木を植え森が再生する現場を体感。後日詳細も公開予定です。
■plants culture caravanについてはこちら


今月のnote
parkERsの縁の下の力持ち

ご登録いただかなくても気軽にお読みいただけるparkERs公式noteはほぼ毎週更新しています。今月もすでにお読みいただけましたか?今回はparkERsの施工監理チームをご紹介している「専門性x現場力!イメージを『カタチ』にするプロフェッショナルたち」をクローズアップ。「日常に公園のここちよさを。」を空間デザインでお届けする裏側で、緻密な工事計画やものづくりの現場を担当するチームはどのような人たちなのか?note初登場のメンバーをぜひご覧ください。気になった方はぜひnoteのご登録も。
■公式noteはこちら

※本メールは、過去に弊社社員と名刺交換をしていただいた方と
parkERsのメールマガジンにご登録いただいた方にお送りしております。

運営会社 株式会社パーク・コーポレーション
所在地 〒107-0062 東京都港区南青山5-1-2-5F
TEL:03-3400-1160(平日10:00 - 18:00)
設立 1988(昭和63)年12月24日
業務内容
【法人向けサービス】 ・空間デザイン(内装設計, 外構設計 / 施設環境計画)・施工監理 ・メンテナンス ・植物に関する企画/コンサルティング/プロデュース全般・店舗開発

 

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