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STAFFスタッフ紹介

空間デザイナー Spatial Designer 平井 雅 Miyabi Hirai

京都大学で、学部と修士課程の6年間建築意匠を学び、マスコミなど他業種でキャリアを積んだ後、パーカーズで空間デザイナーへ。(一級建築士)
懐かしさ、柔らかさ。自然とそこにあって、植物が人の心のひだに触れられるような空間を目指します。

慣れ親しんだ建築の世界からマスコミ業界へ

大学時代は建築学部に所属していて、住宅作家を目指して大学院まで進んで勉強しました。一度何かに没頭するとはまり込んでしまう性格なので、日々の制作には気合を入れて取り組んでいたのですが、コミュニケーション力にあまり自信がなくて……。実際に設計の仕事に就いたとき、お客さまの意向を上手く汲み取れるか、すごく不安でした。
 そこで大学院を修了後、思い切って全く別の業界に飛び込んでみることに。コミュニケーション力を身につけようと思い、就いた仕事はアナウンサーでした。マスコミ業界で5年ほど働いて身についたことは、「自分の考えを人に伝える力」と「相手の考えを汲み取る力」。そうして自信がつき始めたころ、改めて「ものづくりに携わりたい」と考えるようになりました。建築の世界から一度離れたことで「自分の手で実際に触れられるものをつくりたい」という欲求が、以前よりも強くなったのかもしれません。

好奇心と柔軟性が、デザイナーとしての自分の武器

そんなある日、インターネットでたまたまparkERsが手がけた物件の画像を目にしました。植物を取り入れた魅力的なデザインに、思わず一目惚れ。その勢いのまま、数日後には履歴書を送りつけていましたね(笑)。現在は一級建築士資格を持つデザイナーとして、主に商業施設やオフィス空間のデザインを担当し、日々新しい知識や経験を吸収しています。
 仕事に取り組む中での自分の強みは、好奇心旺盛で研究熱心なところでしょうか。疑問に思ったことはどんな些細なことでも、納得行くまで調べ上げたり、詳しい人に聞いたりします。またそれ以外にも、常に柔軟に、自分の意見に固執しすぎないことも心がけています。
 なかでも一番大切にしていることがあります。それはお客さまと向き合うときに、自分の考えを絶対だと思わないことです。自分にとって「これがいい!」というデザインのイメージがあっても、それはお客さまが抱いている理想イメージとは違っているかもしれません。ある植物をお客さまに提案する場合も同じで、自分が気付いていないような魅力を、お客さまはその植物に見出しているかもしれませんから。こういった柔軟な考え方を身につけることができたのは、一度建築とかけ離れた世界で働いた経験のおかげだと思っています。

頭の中に描く理想を形にして、人が集まる空間をつくりたい

私が興味を持っているのは、自分の手で触れられる、身近な空間のデザイン。例えば机や椅子、紙といった、「手ざわり」で感じられるデザインです。植物だって、そうした手ざわりで感じられる、デザインの魅力的な要素の一つだと思っています。
 それに植物には、自然と人を引き寄せるような魅力もありますよね。だからこそ、商業施設における集客にも役に立つ。室内緑化を通じて、人がどんどん集まってくるにぎやかな空間を実現していきたいと思っています。
 昔から自分の中には、理想的な空間のイメージがあるんです。それは、スタジオジブリの映画に出てくるような場所。例えば『風の谷のナウシカ』に出てくる地下室や、『天空の城ラピュタ』のお城が私の理想です。人間がつくった場所に植物が入り乱れて生み出される空間は、人間が遠い昔から思い描いてきた一つの理想的な場所なのかもしれません。
 そうした自分の頭の中にあるイメージが、具体的な形として実際に完成したときには、言葉にできないような感動があります。自分が提案できる魅力的なデザインを、これからもっともっと形にしていけたらうれしいですね。

エバーフレッシュ

夜になると葉が閉じて、眠ったようになるところが好きです。植物と一緒に生活しているような実感が得られますから。parkERsで働くようになって、近くにある木の根っこをじっと見たり、花を眺めたり、植物が身近にあることを感じる時間が増えました。

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