2018年、竹中工務店が新たな価値創造・生産性向上達成を目的として実施した、東京本店のリニューアル工事「東京本店イノベーションプロジェクト」。わたしたちparkERsは、植栽の一部監修と6Fのワークラウンジのリニューアルをお手伝いさせていただきました。
6Fワークラウンジ「KOMOREBI」では、改修に先立って行われた社内アンケートやワークショップで出てきたいくつかのキーワード(「気分転換」「飲食」「情報共有」「リラックス」)と今回の改修のテーマの1つでもある「人がつながる、知識がつながる」を、parkERsなりに因数分解。
「情報(向上するための時間)」
「リラックス(再生するための時間)」
「コミュニケーション(つながるための時間)」
をご提供することをミッションに掲げ、人と人の距離に植物が介入することで、什器のみの空間では実現しにくかった人と人との心地よい距離を新たに生み、「世代や担当を超えて交流できる場所」をデザインしました。さらに利用されるワーカーが業務内容に応じて、多様なエリアを選択しながら働くことで、もう1つのテーマでもある「しなやかな人材を育む」を体現し、結果としてワークライフバランスや健康に寄与する環境となりました。
今回は、竹中工務店とコラボしたこの水音と緑のあふれるワークラウンジをご紹介いたします。
◆竹中工務店のHPはこちらから。

完成当初はふと足を止めて中をのぞく方が続出したエントランス。
水音と木漏れ日がワーカーのみなさんをお出迎えします。

空間全体に水音が響き、各エリアにあう様々な植物を配置したラウンジ。
集中からコミュニケーションまで、各々の目的にあわせてご利用いただけます。
個性的な樹形のツピタンサスと水音が響くシンボリックな
ハニカムの大テーブル。穏やかな水面が広がる席は集中作業に適しています。
シェフレラ・コンパクタとエレンダニカに囲まれて落ち着く
ファミレス席エリアは、打ち合わせはもちろん資料を広げる作業などにも人気。
「貴宝園」の個性豊かなエバーフレッシュの木陰の下で集中したり、
2名程度の打ち合わせに便利なハニカム型ハイテーブル。
スタジアム型に囲まれたソファエリアでは、数名での打ち合わせから
壁際に設置された液晶画面を使って大勢でのプレゼンやイベントも可能。
ガジュマルの木を中心に、左右に広がる集中エリア。
PCを持ち込んで黙々と業務をされるワーカーの方が多く見受けられます。
ベンジャミン・ヌダに囲まれたハニカムベンチとサイドテーブル。
コーヒーを飲んで一息ついたり、ちょっと腰掛けて調べ物する時などに便利です。
隣の執務エリアとの間を植物が区切ってくれるので、気分を変えたい時や
数名での打ち合わせなどに使いやすいコミュニケーションエリア。