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WORKS事例紹介

街の人が家族になれる、大きな庭
たまプラーザ テラス ノースプラザ3F庭園「コモンフィールド」

Tamaplaza Terrace North Plaza 3rd Floor Garden COMMON FIELD

四季の変化を間近に
ありのままに感じながら過ごす

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プランツコーディネーター:花田美晴

施工監理:長嶋淳平

DATA
弊社の業務内容:植栽計画デザイン、植栽設計監理、植栽メンテナンス

神奈川県横浜市にある複合商業施設「たまプラーザ テラス」。約40年にわたり地域のみなさんに愛されてきた3階屋上を、安全のためにリニューアル工事を行なうことになり、parkERsは屋上全体の植栽計画を担当させていただきました。街の人が集い、それぞれが心地よく過ごす大きな庭を目指し、1人でも大切な人とも行きたくなるような、多様な遊び方や過ごし方ができる植栽コーディネートをご提案。

屋上全体を通して、約70種類以上の多種多様な樹種を選定・配置しました。花や実をつけるもの、紅葉し新緑を楽しめるものなど、エリアごとに咲く花の色でまとまりをつくり、自然の移ろいを体感できる「四季を感じる」植栽計画を行ないました。

自由に座ったり、寝転んだりして、開放的に過ごすゾーンには、風にそよぐ植物をコーディネート。

多様な樹木を植えたゾーンには、森の小道をつくりました。眺めるだけの庭ではなく、植物の間を通り抜け、自然の中で過ごす体感が生まれることを目指しました。

「自然の中で遊びながら、気づきや学びを得てほしい」という想いから、お子さまが歩いたときに、ふと目に入ってくる目線の低い位置に、植物の名前や特徴を紹介するオリジナルのサインプレートを。

カフェ近くのゾーンでは、「食」に関連づけて、実や花をつける植物がベンチの周りをぐるりと囲います。休憩しながら、季節で香る花々が咲く様子や、実がなっていく変化を間近で楽しめます。

セージやエキナセアなどのピンク・紫系の草花(写真はセージの花)

柑橘類や、ベリー風味の実をつける植物(写真は早生ミカン)

また「無機質な空間でなく有機的な素材を用いたい」という施主さまの想いを受け、樹皮をマルチング材として用いることをご提案。風などに土が吹かれて飛ばないようにする役割を持ちながら、ナチュラルな庭づくりに貢献しています。

森と繋がるワンアクションとして、屋上で使う苗木と同じ本数の苗木を、神奈川県内の逗子の森に植えました。ここでは全部で30本の苗木が陽の光を浴びながら育っていきます。都市に一本の木を植えると、森にも一本の苗木が植わり、森に還元できるプランです。

また今回のリニューアル工事により伐採することになったクスノキを活用し、キッズゾーンにクスノキの幹で制作したスツールを導入しました。長年たまプラーザテラスの屋上でお客さまに寄り添ってきたクスノキの想いをつなぐ仕掛けとして、丸みを帯びた形状に仕上げ、新しい形で今後もお客さまに寄り添っていきます。

リニューアルオープン後に開催されたイベントの様子。parkERsからも花や緑にまつわるワークショップを出店させていただきました。多くの人が集い、笑顔が生まれた、豊かな時間を育む庭になりました。

 

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