TOPICS最新情報
NEWS
[NEWS] 心理的効果を狙った「室内緑化」が実験的に証明。オランダ学術誌に採択

parkERsは2019年より、トヨタ自動車株式会社 未来創生センター、株式会社豊田中央研究所、株式会社パソナ日本総務部が行う「植物と共生する空間が人間にもたらす効果」についての共同研究において、研究の元になった「樹種マップ」の提供や、植物を用いた空間デザインの観点から専門的な見識を共有し、実験空間のデザイン設計、植栽コーディネート、植栽施工を行い協力しています。
この度、本共同研究の成果の一つとして、「葉の形状が人に与える印象の違い」を明らかにした論文がオランダの学術出版社Elsevierが発行する学術誌「Building and Environment」に採択され、2025年5月15日発刊のVolume276に掲載されました。
この研究結果を用いることで、グリーン空間を利用する人々への心理的な効果を狙った植物のコーディネートが可能になります。
例:「活力」を誘発する植物→コミュニケーションを活発にしたい空間に取り入れる
例:「リラックス」を誘発する植物→心身ともに安らげる休憩室に取り入れる
この知見は、今後も拡がりが見込まれるウェルビーイング(心身の健康と幸福)を向上させる室内の空間づくりに、大きく貢献できると考えています。
本論文は、同誌の Web サイトでも全文が公開されており、下記のリンクよりご覧いただけます。
Subjective mapping of indoor plants based on leaf shape measurements to select suitable plants for indoor landscapes