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WORKS事例紹介

帷子川のほとりで 自然の変化を味わう
星天qlay グレーシアフィット天王町

HOSHITEN qlay  Gracia Fit Tennocho

帷子川のほとりで
自然の変化を味わう

2025年に竣工した新築賃貸マンション「グレーシアフィット天王町」。相鉄線・星川駅から天王町駅間の全長1.4kmの高架下に位置する複合施設「星天qlay」内に完成しました。

parkERsは、エントランスの共有エリアのデザイン監修を手掛けました。
本物件が帷子川(かたびらがわ)の目の前に位置することから、共有部を人が行き交う「川」と見立て、人と街をつなぎ、憩い、新たな物事に出会える楽しみを日々感じられる場所としてデザインしています。

ラグジュアリー感を演出しながら植物の繊細な変化や水面の揺らぎが際立つ構成としました。
連続する橋をイメージしたアーチを抜けていくアプローチは、潜るたびに新たな空間へとドラマチックにつながり、日常の中に新たな気づきを与えるきっかけに。
植物は、葉や花の変化で時の流れを感じられたり、小葉が綺麗な葉影が波打つように壁に映し出される樹種で計画しました。無意識に視界に入る緑が癒し効果を高めます。

また木材や左官などを使用し、無機質な素材感にテクスチャーを加えることで自然感を演出しサスティナブルな表現を実現しました。

DATA
弊社の業務内容:エントランスホールの基本設計、内装デザイン監修、植栽計画・施工(室内)、什器設計・施工、植栽メンテナンス

花の変化で季節の流れを感じる演出。水が滴り波紋の影を落とすオリジナルプロダクト「Hamon Lamp」がエントランスを照らし、水の潤いが空間を包み込みます。

 

風除室から共有部へとつづくアプローチ。

 

北側の壁をミラー張りとし、窓の外に広がる植栽帯をラウンジ越しに写し込むことで、屋内外に連続性が生まれるよう構成しました。視覚的に植物に囲まれたラウンジとすることでリラックス効果を高めます。

 

ガラスを隔てながらもテラスに同一のベンチを連続させることで、屋内外の境界を曖昧なものとし、広がりを感じさせます。また、有機的な木材の質感をミニマルなフォルムへと加工することで、温かみがありながら洗練された印象を与えます。

 

シンボルツリーのエバーフレッシュは、包み込むような安心感を与える樹形をセレクト。

 

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