STAFFスタッフ紹介

グリーンライフ室 営業企画チーム スタイリスト Green Life Division Stylist 後藤 勝 Masaru Goto
学生時代、花屋向けの卸や買い付けを手伝ったことをきっかけに花屋へ就職。店舗での接客販売から、ホテルやイベント、ウェディングの装花など、約20年にわたり花にまつわる仕事を幅広く経験。培った経験をいかして新しいことに挑戦したいと、parkERsの一員に。伊勢丹新宿本館Museum Cubeなどの装花を手掛けるほか、フラワーワークショップの講師としても活躍する。
推し植物
カラー
しなりがあり、茎で曲線を表現できる花はそう多くありません。カラーは可憐なイメージもあれば、儚い繊細さもあり、格好よくまとめることもできる。見せ方によって印象がいかようにも変わるところが魅力的です。ただ、しならせすぎると折れてしまうので、思い通りに行きそうで行かない、クリエイター心をくすぐる花です。



興味本位から踏み入れた花の世界
学生時代の専攻は建築設計でしたが、今ひとつ熱中できなかった自分がいました。ひょんなことから知り合いが営む輸入雑貨の買い付けを手伝うことになり、卸先として都内のフラワーショップに顔を出すようになりました。ありとあらゆる店を見ていく内に、雑貨や資材をいかに花と合わせて魅力的な商品にしているかということに興味が湧いてきたんです。次第に「もっとこうしたらいいんじゃないか」「自分ならこう提案する」という思いを抱くようになりました。
そこで思い切って花屋に就職し、一から花を学び始めました。当時の花業界は今以上に同僚もお客さまも女性が多かったので、女性誌を読み漁ったり話題の店を訪れたりして感性を磨きました。流行やセンスを取り入れながら花で表現することで、お客さまに喜んでいただけるのが嬉しくて、気づいたら花の魅力にどっぷりはまっていました。
parkERsならではの花の表現
花だけでなく緑を含めた空間を手掛けたいという思いでparkERsへ加わりました。空間に合わせた花の演出、花を魅せるための空間づくり、その両方向から提案できるのがparkERsの強みです。花の美しさだけが目立っていたり、空間コンセプトとマッチしない表現では意味がなく、空間全体でどう魅せるかを大切にしています。
また花屋で働いていた時と違うことは、花や植物を魅せるための演出を設計の段階から考えられること。フラワーベースをデザインできるだけでなく、ベースを設置する什器や、花を長持ちさせるための環境づくりなど、もっと広い視野で様々な専門性を持つメンバーと話し合うことができました。
空間に季節感を表現できる花は、心地よい時間をデザインするparkERsにとって欠かせない重要な要素。長く花を扱ってきたからこそ知っている四季折々の花の可能性を引き出し、空間デザインと相乗効果のあるparkERsならではの提案をしていきたいです。