parkERsがデザイン・施工を手がけた伊勢丹新宿店本館にある階段の踊り場に位置するディスプレイスペース「Museum Cube」がリニューアルしました。

このスペースでは、「Connected to Nature」をコンセプトに、 B1Fから7Fまでの全8フロアに渡り自然の要素を用いてディスプレイを展開しています。

この度、「Connected to Nature ver. 2.0」としてさらに森と都市、長い歴史へのつながりや、サステナブルな取り組みの可能性を感じられるような空間になりました。

2階と3階の間のディスプレイは、本館屋上に位置する四季折々の花が楽しめる庭園「アイ・ガーデン」と繋がり、季節の流れに合わせて少しずつ樹種を変える演出を加えました。訪れるたびに違う表情を見せるディスプレイとなっています。

5階と6階の間に位置する、東京都檜原村のスギやヒノキの間伐材を用いたアップサイクルなディスプレイには、どっしりとした間伐材の丸太をプラスすることで、生活に欠かせない木材を育てる育成林（人工林）の特徴であるまっすぐ立ち並んだ針葉樹林の風景を表現。

東京の森と新宿をつなぐとともに、人が深くかかわる林の循環をデザインしました。

6階と7階の間の、日本の在来種のどんぐりを全国から集めたディスプレイには、同じくどんぐりの木の一種であるアラカシの枝と落ち葉をプラス。

種が木となり、葉や枝が落ちて土の一部となり、また種から芽がでる森の循環を表現しています。

最上階のディスプレイには伊勢丹新宿店本館外壁に使用される万成石を導入。

積み重なる地層と石を呼応させ、長い年月と都市の基盤にある見えない大地と歴史を感じさせる表現を目指しました。

そのまま階段をつかい屋上へ上がると、アイ・ガーデンに出ることができます。

ショッピングの間に少し立ち止まって自然とのつながりを感じてみてはいかがでしょうか？

伊勢丹新宿店にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

伊勢丹新宿本店 Museum Cubeについて詳しくはこちら。