parkERs

WORKS事例紹介

川の流れの溜まりのように、都会でホッと一息つく時間
虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー テラス席

Toranomon Hills Business Tower Terrace

人の行き交う場所に、
ホッと一息つける心地よい空間を。

国際新都心・グローバルビジネスセンターとして開発が進められている虎ノ門ヒルズエリア。2014年に開業した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」に続き、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」が2020年6月に開業しました。

parkERsは、「ビジネスタワー」の2階テラスに位置するファミリーマートとアーバンリサーチが運営する「アーバン・ファミマ!! 」前のオープンスペースのデザインと施工を担当。 「森タワー」と繋がる歩道であり、地下鉄へと続く人の行き交う場所に、一息つける公園のような心地よい空間が生まれました。

コンセプトは、 「都市の流れの中に溜まりを生み出す」。せわしなく流れる都会の忙しさの中で、人と緑が豊かに過ごすことのできる場所をテーマにデザインしました。

水のゆらぎをイメージしたテーブルは、水中の植物を覗き込んでいるかのような風景を演出。
植栽にはモミジなど馴染みのある自生種の木々を取り入れ、思わず立ち寄りたくなるような木陰を作り出します。

2棟の超高層タワーの建設が進み、今後も発展していく虎ノ門ヒルズエリア。オフィスワーカーをはじめとする様々な人が、都市生活の中で、新たな発見と体感に出会うことのできる場所となっています。

MORE

虎ノ門ヒルズ

プロデューサー:井上真紀子
デザイナー:若田部翔真 城本栄治
プランツコーディネーター:児玉 絵実 花田美晴
施工監理:藤巻誉

DATA
施工:コンセプト立案、デザイン監修、空間デザイン、植栽デザイン、プロダクトデザイン、施工監理
植栽:ヤマモミジ、オガタマノキ、エゴノキ、アベリア、シャリンバイ、他

FLOORS
36階(地下3階)
HEIGHT
185m
TOTAL FLOOR AREA
172,925
OFFICE
96,000m²(5〜36F)
COMMERCIAL
7,600m²・59店舗
OPEN
2020年6月

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー テラス席 施工概要

施設名 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
所在地 東京都港区虎ノ門1丁目17番1号
開業 2020年6月
施設規模 地上36階・高さ185m・延床面積172,925m²
緑被率 14%(CASBEE建築環境総合性能評価 最高ランク「S」)
デベロッパー 虎ノ門ヒルズ(森ビル株式会社)

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー テラス席|parkERs 業務内容

parkERs 業務内容 コンセプト立案・空間デザイン・植栽デザイン・プロダクトデザイン・施工監理
対象エリア 2階テラス(アーバン・ファミマ!! 前オープンスペース)
プロデューサー parkERs 井上真紀子
デザイナー parkERs 若田部翔真城本栄治
プランツコーディネーター parkERs 児玉 絵実/花田美晴
施工監理 parkERs 藤巻誉

「東京の玄関口」が育てるグリーンの文脈

グローバルビジネスセンターの中のテラス

2020年6月に開業した虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーは、地上36階・高さ185m・総貸室面積約96,000m²の大規模オフィスと約7,600m²の商業施設を擁する超高層複合タワーです。東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」に直結し、銀座線「虎ノ門駅」とも地下通路で連絡。1階バスターミナルには東京BRTや空港リムジンバスも発着し、国内外のビジネスパーソンが集う「東京の玄関口」として機能しています。

parkERsが空間デザインと植栽施工を担当したのは、その2階テラス。虎ノ門ヒルズ 森タワーへと繋がる歩行者デッキに面し、地下鉄改札へと向かう人々の動線が交差するオープンスペースです。行き交う人々が自然に足を止め、都市の喧騒から一息つける場所として設計されました。

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 2階テラス グリーン空間 parkERs施工

虎ノ門ヒルズエリアのグリーンネットワークとの連続性

森ビルが虎ノ門ヒルズで推進する緑化戦略は、単なる景観づくりにとどまりません。ビジネスタワー内には区立西桜公園(約1,200m²)が整備され、愛宕山や愛宕グリーンヒルズの緑とも緑道で繋がる広域のグリーンネットワークを形成。建築緑被率14%を達成し、CASBEE建築環境総合性能評価でもカテゴリー最高ランクの「S」評価を取得しています。

外観デザインを手がけた建築家クリストフ・インゲンホーフェン氏は、建物の内外・地域・地球全体に豊かな環境をもたらす「スーパーグリーン®」の思想を提唱しています。parkERsが担当したテラスの植栽設計——日本の山野に自生する在来種を中心に構成された緑——は、この思想と同じ文脈の上に立つものです。

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー テラス 在来種 植栽デザイン parkERs

デザインコンセプト詳解|「都市の流れの中に溜まりを生み出す」

動線の「溜まり」をつくる空間設計

森タワーと地下鉄をつなぐ2階デッキは、オフィスワーカーから買い物客・観光客まで多種多様な人が行き交う、東京有数のトラフィック動線です。プロデューサーの井上真紀子、デザイナーの若田部翔真城本栄治は、その「流れ」の中に意図的な「溜まり」を生み出す設計を施しました。

スピード感ある都市の時間の中で、ふと立ち止まり、一息つきたくなる。——そのような行動変容を空間の力で引き起こすことが、このプロジェクトの核心にありました。木陰と緑、ベンチのような佇まいのテーブルが、通行という行為を「滞在」へと変えます。

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー テラス 都市型グリーン オープンスペース parkERs

水のゆらぎをイメージしたプロダクトデザイン

テラスに設置されたテーブルには、水中の植物を覗き込むようなモチーフが込められています。水面のゆらぎを想起させる有機的なフォルムは、都市空間の中にいながら自然を感じさせる視覚的なアクセントとなり、テラスに佇む人々に静かな安らぎを届けます。素材や仕上げにも「水辺の涼しさ」を意識した選択がなされており、昼夜・季節を問わず一貫したコンセプトが空間全体で体感できるよう設計されています。

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー テラス テーブル プロダクトデザイン 水のゆらぎ parkERs

バイオフィリックデザインがオフィスワーカーにもたらす効果

人間が本能的に自然とのつながりを求める性質(バイオフィリア)を空間設計に取り込む「バイオフィリックデザイン」は、オフィス環境においても注目を集めています。自然光・植物・水のモチーフが揃うこのテラスは、集中業務の合間に自律神経のバランスを整え、創造性や集中力の回復を促す「リストア空間」として機能します。

グローバルビジネスセンターとして多忙なビジネスパーソンが集う虎ノ門ヒルズにおいて、parkERsのテラスグリーンは単なる景観ではなく、働く人のウェルネスを支えるインフラとして設計されています。

植栽計画|在来種が生む都市の豊かさ

選定樹種と役割

※本項目は開業時の実績になります。

parkERsが手がけるグリーンデザインの特徴のひとつが、その土地の生態系に根ざした在来種の積極的な採用です。プランツコーディネーターが、四季折々の自然の表情を演出しながら都市環境にも順応する樹種を丁寧にセレクトしています。

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー テラス ヤマモミジ エゴノキ 在来種 植栽デザイン

ヤマモミジ

日本の山野に自生する落葉高木。春の若葉・夏の緑陰・秋の紅葉と季節ごとに表情が大きく変化。テラスに木陰をつくるシェードツリーとして機能します。

オガタマノキ

神社の神木としても知られる常緑高木。春にバナナに似た甘い香りの花を咲かせ、通行者の感覚を刺激。常緑で通年の緑量を確保します。

エゴノキ

初夏に白い小花が鈴なりに垂れ下がる落葉小高木。繊細な枝ぶりが空間に奥行きを加え、昆虫や野鳥の食餌植物として生物多様性にも寄与します。

アベリア

初夏から秋にかけて長期間、白〜淡ピンクの小花を咲かせる常緑低木。花期が長く、蝶や蜜蜂が訪れ、足元の緑とにぎわいを通年にわたって演出します。

シャリンバイ

耐大気汚染・耐潮風・耐乾燥性に優れた常緑低木。交通量が多い虎ノ門エリアの都市環境に対応し、テラス全体の緑量を安定的に維持します。

森ビルのグリーン思想との連続性

虎ノ門ヒルズ周辺の緑地は「在来種をベースとした緑化」を一貫して推進しています。ビジネスタワー内の西桜公園から愛宕山・愛宕グリーンヒルズへと繋がる広域グリーンネットワークは、この思想の具体的な表れです。ヤマモミジ・エゴノキをはじめ、parkERsがセレクトした樹種はいずれもその思想と共鳴するもの。テラスの植栽設計は、エリア全体の緑の文脈と一体となって機能しています。

アクセス|虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーへの行き方

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーは日比谷線の「虎ノ門ヒルズ駅」と、銀座線「虎ノ門駅」から地下通路で直結。

1階バスターミナルからは羽田空港への直行便も発着し、国内外からの来訪に対応した交通結節点です。

詳細なアクセス情報については虎ノ門ヒルズ公式HPをご確認ください。

虎ノ門ヒルズ公式HP アクセスガイド
https://www.ehills.co.jp/rp/dfw/EHILLS/building/roadmap/toramon-biztower/toramon-biztower.php

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー フロアガイド|主要フロアの用途・施設紹介

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーは、大規模オフィスフロアや、ショップ・カフェ・レストランなど様々な施設がある、オフィス・商業・イノベーションの各機能が縦に積み重なる複合タワーです。

3階には東京中の名店が集まる「虎ノ門横丁」があり、ランチから会食・接待まで幅広いシーンに対応。他の階にも様々なショップがや施設があります。

各フロアの詳細については虎ノ門ヒルズ公式フロアマップをご確認ください。

虎ノ門ヒルズ公式フロアマップ
https://www.toranomonhills.com/floor_map/

よくあるご質問

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーのテラスは一般利用できますか?
ビジネスタワー2階のテラス(アーバン・ファミマ!! 前オープンスペース)は、オフィスワーカーをはじめとする来館者が自由に利用できるオープンスペースです。虎ノ門ヒルズ 森タワーとを繋ぐ歩行者デッキに面しており、地下鉄各駅への動線上にあります。
このテラスのデザイン・植栽はどこが手がけていますか?
コンセプト立案・空間デザイン・植栽デザイン・プロダクトデザイン・施工監理のすべてをparkERs(パーカーズ)が担当しています。植栽はヤマモミジ・オガタマノキ・エゴノキ・アベリア・シャリンバイを中心に、在来種を基軸に構成されています。
オフィスビルのテラス・屋外スペースの植栽デザインを依頼できますか?
はい。当事例のような大規模複合施設の共用テラス・オープンスペースから、中小規模のオフィスビル屋上・エントランス緑化まで幅広く対応しています。コンセプト立案から施工監理まで一貫してご対応しますので、まずはお気軽にご相談ください。
植栽の維持管理もparkERsに相談できますか?
植栽の維持管理サービスについてもご相談を承っています。樹木の生育状況に合わせた剪定・施肥・病害虫対策など、空間の品質を長期にわたって維持するためのサポートをご提供しています。

虎ノ門ヒルズの関連施工事例

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー テラス グリーン空間 parkERs施工事例

虎ノ門ヒルズでparkERsが手がけたもうひとつの事例が、同エリア内オフィスのカフェテリアグリーン施工です。「東京タワーを眺める、オンとオフの切り替え空間」をコンセプトに、エバーフレッシュ・ポトス・オリヅルランを組み合わせたインドアグリーンで、働く人の日常に豊かなやすらぎをもたらしています。屋外テラスとオフィス内カフェテリア、異なるシーンでのグリーンデザインをあわせてご覧ください。

虎ノ門ヒルズ内オフィス カフェテリアの施工事例を見る

オフィス・商業施設のグリーンデザイン・テラス緑化のご相談は、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ・資料請求はこちら

TEL. 03-6721-0091(受付時間 11:00〜17:00 / 土日祝を除く)

PAGETOP