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WORKS事例紹介

都市と自然が響き合う、大規模複合開発
BLUE FRONT SHIBAURA 緑化計画監修

Landscape Planning and Supervision for BLUE FRONT SHIBAURA

自然の中に人の居場所を。
「距離感」のデザイン

東京都港区芝浦一丁目で進行中の大規模複合開発「BLUE FRONT SHIBAURA」。

東京湾岸エリアの新たなランドマークとなることが期待されている、野村不動産グループと東日本旅客鉄道株式会社が共同で推進する本プロジェクトにおいて、parkERsは屋外共用空間の緑化計画監修業務を担い、さらに2つのフードホール等室内空間へのオリジナルプロダクトをデザイン・納品いたしました。

「GREEN WALK」という都市の緑地空間において、都市生活者の日々のワンシーンに寄り添う風景の創出、自然との距離感を選択できる多面的なアプローチの導入を目指しました。

DATA
空間デザイナー 若田部 翔真
プランツコーディネーター 児玉 絵実、森 大祐、花田 美晴

プロジェクト概要

施設名:BLUE FRONT SHIBAURA(ブルーフロント芝浦)
所在地:東京都港区芝浦一丁目1番地1号他
用途: TOWER S:ホテル、オフィス、商業店舗等、駐車場 / TOWER N:住宅、オフィス、商業店舗等、駐車場
事業主体:野村不動産株式会社、東日本旅客鉄道株式会社
延床面積:550,450.80㎡
敷地面積:40,104.29㎡(12,131.55坪)
階数:TOWER S:地上43F、地下3F/ TOWER N:地上45F、地下3F
parkERs業務内容:屋外共用空間(カートレイン跡地)緑化計画監修業務(屋外共用空間におけるアクティビティプログラム監修業務、緑化計画のデザイン監修業務)
空間デザイナー:若田部 翔真
プランツコーディネーター:児玉 絵実、森 大祐花田 美晴

 

BLUE FRONT SHIBAURAの主な特徴

都市と自然が響き合う、大規模複合開発

運河や東京湾に面した「水辺」の立地を生かし、豊かな緑地や親水広場を一体的に整備することで、都会と自然が融合した空間を創出。オフィスワーカーや地域住民、観光客がリラックスできる都心のオアシスとなります。

オフィス・ラグジュアリーホテル・住宅・商業が融合する多様な機能

TOWER SとTOWER Nの2棟構成で、国際水準の先進的なオフィス空間をはじめ、日本初上陸となるラグジュアリーホテル「フェアモント東京(Fairmont Tokyo)」、住宅、水辺に広がる商業施設などが整備され、職・住・遊・商が集積する拠点となります。

陸・海・空を結ぶ交通利便性と空調・環境性能

JR浜松町駅(羽田空港へのアクセス拠点)や芝浦ふ頭からの徒歩圏内に位置し、竹芝・日の出エリアの船着場とも連携することで陸・海・空のアクセスに優れた拠点となります。また、環境負荷低減(ZEB認定やCO2排出削減)や、大規模震災時に対応する高い防災・事業継続性能(BCP)を備えています。

 

浜松町駅周辺から東京湾へ抜けるエリアの回遊性向上にもつながる、大規模複合開発プロジェクトの一つです。

 

BLUE FRONT SHIBAURA 緑化計画の監修について

BLUE FRONT SHIBAURAのTOWER S・TOWER Nのビルの前の区道を含む敷地「GREEN WALK」について、人が屋外空間でも心地よく滞在できるランドスケープデザインの構想と、自然と共にある都市生活を彷彿とさせる風景作りの強化が求められました。

そこでparkERsは、浜松町駅からBLUE FRONT SHIBAURAまでの動線の整理と、道中における自然豊かなカスタマージャーニーを検討。実際に設計を行うまでに必要なシーンづくりや要件の整理を行いました。

「自然との距離感をデザイン」する監修方針

人が自然から得られる恩恵・価値について検討し、野村不動産様と議論する中で、最後までキーワードのように残り続けた「自然との距離感を選択できるようにする、距離感をデザインする」という考え。

理想的な自然とのふれあい方は、特に都市生活者においては個人の趣味趣向やタイミング、様々な要因から千差万別です。画一的な自然との付き合い方を定義するのではなく、様々な距離感での自然との触れ合い方を用意し、利用者は自分にとって最適な距離感を選択できることで、自身にとって心地の良い過ごし方を見つけてほしいという想いを込めて、ご提案した考え方です。

「距離感」を軸に据えつつ、いかに自然やその魅力へ意識を向けていただけるデザインにするか、という点に重きを置いて監修いたしました。

斜面に設けたデッキで木々に包まれる

自然環境が生活の背景として存在するだけでは、緑本来の魅力に気づくことができません。豊かな自然の中に人が過ごす場所を作り出したいという着想から、緑の斜面に対して迫り出すようにデッキの動線を設けました。地面から浮いた場所に滞在できる空間を設けたことで、日常の視点とは異なる木々を見下ろす体験や、力強い幹肌、季節の変化を間近で体感する時間を提供します。

広い空に気づかせるロングベンチ

メインストリートの脇道にある、喧騒から離れて一呼吸おけるロングベンチ。植栽帯の斜面を活かした背もたれの角度は、グラデーショナルな作りとなっており、主要導線から離れるほど、背もたれの角度がなだらかになっています。背中を委ねることで自然と視線は上方へ向き、都市の中で忘れがちな広大な空を眺められるファニチャーをご提案しました。

また、寝そべることで緑と顔の距離も近づき、植物の発するいい香りにも気づきやすくなります。

parkERsの空間デザイナーがお勧めする、BLUE FRONT SHIBAURAでの過ごし方

ぜひご自身のお気に入りの過ごし方、または最適な緑・自然との付き合い方を見つけていただけると嬉しいです。そして、適度な自然との付き合いが続く中で、自身の距離感が変わり、過ごし方も変わってきたことを実感してもらえる日が来ることを願っています。

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