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COLUMNコラム

BIOPHILIC DESIGN

バイオフィリックデザインとは?効果・オフィス事例・導入のポイントを空間デザインの現場から解説

水音と植物に囲まれて働く愛宕グリーンヒルズ MORIタワー(parkERs施工事例)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

はじめまして。parkERsで広報を担当している森です。「バイオフィリックデザインって何だろう?」と調べはじめた方に、現場の空気ごと伝わる記事を目指しました。ぜひ最後までご覧ください。

ビルの窓から緑がまったく見えないオフィスで、朝から晩までモニターと向き合う。そんな一日の帰り道、ふと公園を通り抜けたときに、肩の力が抜けてほっとした経験はありませんか。木漏れ日、風に揺れる葉、水の音。人は自然のそばにいるだけで、呼吸が深くなる生きものです。

その感覚を「たまたまの癒し」で終わらせず、オフィスや店舗、住まいの設計に計画的に組み込もうという考え方が、いま世界中で注目されているバイオフィリックデザイン(Biophilic Design)です。

この記事では、バイオフィリックデザインの意味と歴史、オフィスを中心とした実際の空間事例、研究データで示されている効果、そして導入で失敗しないための現場のポイントまで解説します。書き手は、「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに、1,000社以上の法人との取引実績をもつ空間デザインブランド・parkERs(パーカーズ)です。理論の紹介だけでなく、わたしたちが現場で見てきたこともあわせてお伝えします。

ガラス張りのファサードごとグリーンに包まれたparkERs北青山オフィスの外観。parkERsのロゴサインが見える

グリーンに包まれたparkERsのオフィス(parkERs施工事例)

バイオフィリックデザインとは — 意味と定義をわかりやすく

バイオフィリックデザインとは、人間が生まれつき持っている「自然とつながっていたい」という欲求(バイオフィリア)に応えるため、植物・水・光・風・自然素材などの要素を、空間に設計として組み込むデザイン手法です。単に観葉植物を飾ることではなく、人の心身の健康や快適さを高めることを目的に、空間全体を自然の体験として設計する点に特徴があります。

わたしたちparkERsは、この考え方を「室内に公園をつくること」と捉えています。公園とは、樹木や草花、土、水といった風景だけでできているのではなく、そこで過ごす人がいてはじめて公園になる。つまり「公園=風景+人」。バイオフィリックデザインの本質も同じで、緑をどれだけ置くかではなく、そこにいる人にどんな時間が生まれるかが問われるデザインだと考えています。

バイオフィリックデザインの語源 — 「バイオフィリア」という生命を愛する本能

バイオフィリック(biophilic)は、「bio(生命・自然)」と「philia(愛好・友愛)」を組み合わせた言葉です。日本語では「生命愛」「自然愛」と訳されます。

木立に囲まれたベンチで読書する人。ウッドチップの地面と木製の照明が公園のような時間をつくる(コンフォリア芝浦MOKU)

人は本能的に自然とのつながりを求める —「見る」から「感じる」コンフォリア芝浦MOKU(parkERs施工事例)

「バイオフィリア」という言葉自体は、1960年代に心理学者エーリッヒ・フロムが用いたのが先ですが、広く知られるきっかけになったのは、アメリカの生物学者エドワード・O・ウィルソンが1984年に発表した著書『Biophilia』です。ウィルソンは、人間は進化の過程の大半を自然の中で過ごしてきたため、自然や生命とのつながりを求める性質が本能として備わっている、という仮説(バイオフィリア仮説)を提唱しました。数百万年を森やサバンナで生きてきた人類にとって、コンクリートと蛍光灯に囲まれた暮らしはごく最近の出来事にすぎない、という視点です。

天井から枝垂れる緑と丸い照明の下で語らう人たち(株式会社ピーオーリアルエステート オフィス)

株式会社ピーオーリアルエステート オフィス(parkERs施工事例)

バイオフィリックデザインはいつから注目されているのか

バイオフィリア仮説が建築・インテリアの分野に本格的に持ち込まれたのは2000年代です。社会生態学者スティーブン・ケラート教授らが理論を体系化し、2014年には米国のコンサルティング会社Terrapin Bright Greenが「バイオフィリックデザインの14パターン」を発表して、実務で使える設計指針として整理されました。

日本で関心が高まった背景には、健康経営やウェルビーイングへの注目、働く環境の健康性・快適性を評価するWELL認証の普及、そしてコロナ禍を経て「出社したくなるオフィス」への投資が進んだことがあります。働く環境の質が採用や定着を左右する時代になり、バイオフィリックデザインは「あればうれしい装飾」から「働く環境への投資」へと位置づけが変わってきました。

Indeed Tokyoオフィスの緑を織り込んだワークスペース(バイオフィリックデザインのオフィス事例)

Indeed Tokyo オフィス(parkERs施工事例)

バイオフィリックデザインと「観葉植物を置くこと」の違い

ここが最も誤解されやすいところです。観葉植物を数鉢置くことも自然要素の導入ではありますが、バイオフィリックデザインはもう一歩踏み込みます。人の動線のどこで緑が視界に入るか、光はどの時間帯にどう差すか、風や水音をどう感じさせるか、素材や色で何を想起させるか。植物を「飾る」のではなく、空間の一部として「設計する」。parkERsではこれを「Design × Green」と呼び、空間デザイナーとプランツコーディネーターがチームを組んで、図面の段階から植物込みで空間を設計しています。

糸のカーテンに囲まれた円形のスペースに樹木と土の地面を設えたラウンジ(SUMUFUMU TERRACE 新宿)

SUMUFUMU TERRACE 新宿(parkERs施工事例)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

「緑を置く」と「公園をつくる」の違いは、私も入社して現場を見て初めて腹落ちしました。図面の段階から、植物の配置や意図がちゃんと描き込まれているんです。

バイオフィリックデザインのオフィス事例【parkERsの施工実績】

ここからは、わたしたちが実際に手がけたオフィスの事例を紹介します。いずれも「緑を置く」ではなく「公園のここちよさを設計する」という発想でつくられた空間です。

バイオフィリックデザインのオフィス事例① トヨタ自動車 — エビデンスを積み重ねる、緑のフォーカスエリア

トヨタ自動車の電気自動車(EV)事業の専門組織「次世代BEV開発部門」オフィスの一画です。緊張感がともなう先進的な業務の合間に、心を和らげるような空間をつくりたい。そうした想いから始動しました。parkERsは、トヨタ自動車株式会社 未来創生センター・株式会社豊田中央研究所が共同で進めるGenki空間®研究において、空間デザインの提案および施工に携わってきました。詳しくはトヨタ自動車 Genki空間®の事例ページへ。

うねる曲線のプランターに低木と下草が茂る、トヨタ自動車 次世代BEV開発部門オフィスの緑のフォーカスエリア

トヨタ自動車 次世代BEV開発部門 Genki空間®(parkERs施工事例)

バイオフィリックデザインのオフィス事例② JT本社ワークプレイス — 9つの森と繋がる、都市のオープンスペース

虎ノ門エリアの高層タワー30階に竣工した、JT(日本たばこ産業株式会社)のオフィスです。「事業を支える自然由来の原材料に感謝し、環境を大切にしていきたい」と森林保全活動を進める施主さまの想いを受け、全国9ヶ所にある「JTの森」(※2022年9月時点)に自生する樹木の苗木を用いた空間づくりをご提案しました。全長約25メートルの窓辺のベンチに、9つの森それぞれの樹種を混植。オープンスペースの植栽コーディネートと、IoTを取り入れた植栽のオートメーション管理システムの導入を手がけています。詳しくはJT本社ワークプレイス「ときの森」の事例ページへ。

全長約25メートルの窓辺のベンチに樹木が連なる、JT本社ワークプレイス「ときの森」のオープンスペース

JT本社ワークプレイス「ときの森」(parkERs施工事例)

バイオフィリックデザインのオフィス事例③ ピーオーリアルエステート — 感受性スイッチを刺激するオフィス緑化

ポーラ・オルビスグループの不動産会社である株式会社ピーオーリアルエステートの、オフィスリノベーションです。同社との話の中で印象的だった「美」「アート」「感性」といったワードをオフィス空間に表現し、「感受性のスイッチを全開にする」というグループの理念が息づくオフィス空間を目指しました。無意識に五感を働かせることで思考を柔らかくし、新たな発想とコミュニケーションを促す空間に。詳しくはピーオーリアルエステートの事例ページへ。

カーテンでゆるやかに仕切ったブース席のまわりに植栽を配した、ピーオーリアルエステートのオフィス

感覚がひらく瞬間を働く場所に(株式会社ピーオーリアルエステート/parkERs施工事例)

バイオフィリックデザインのオフィス事例④ H¹O 渋谷神南 — 代々木公園の緑を活かしたオフィス空間

野村不動産による、少人数で働く方のニーズに対応したサービス付小規模オフィス「Human First Office = H¹O(エイチワンオー)」。2020年3月にオープンした「H¹O 西新宿」に続き、「H¹O 渋谷神南」のデザインと施工をparkERsが手がけました。コンセプトは「居心地のカスタマイズ」。用途や気分に合わせた居心地を選べる場所づくりです。詳しくはH¹O 渋谷神南の事例ページへ。

植栽を組み込んだ窓際のテーブルで、吊り下げた緑に囲まれて過ごす人(H¹O 渋谷神南)

H¹O 渋谷神南(parkERs施工事例)

バイオフィリックデザインのオフィス事例⑤ 愛宕グリーンヒルズ MORIタワー — 水音と植物に囲まれて働くラウンジ

愛宕グリーンヒルズは、愛宕山と付近の寺社の自然、伝統、文化と融合するオフィスと住宅のツインタワーです。そのひとつ、地上42階建の「愛宕グリーンヒルズ MORIタワー」1階ロビーラウンジで、parkERsはコンセプト立案から設計デザイン、植栽デザイン、施工まで一気通貫して担当しました。詳しくは愛宕グリーンヒルズ MORIタワーの事例ページへ。

木の柱が林立するロビーラウンジの中央に、円形プランターの大きな樹木が立つ愛宕グリーンヒルズ MORIタワー

愛宕グリーンヒルズ MORIタワー 1階ロビーラウンジ(parkERs施工事例)

バイオフィリックデザインのオフィス事例⑥ parkERs自身のオフィス — 毎日が実験場

わたしたち自身のオフィスも、メンバーで意見を出し合いながらつくった「parkERsの実験場」です。新しい植栽手法や灌水の仕組みをまず自分たちの働く場で試し、うまくいったものをお客さまの空間に提案する。グリーンに包まれた環境で働くことの効果は、わたしたちが毎日、身をもって確かめています。詳しくはparkERsオフィスの事例ページへ。

古材の壁に植栽ユニットとミラーを組み込んだparkERs北青山オフィス

新しい植栽手法を自分たちの空間で試す(parkERs北青山オフィス)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

6つとも、「緑を何本置くか」ではなく「その場所でどんな時間が生まれてほしいか」から始まったプロジェクトです。ご相談をいただくときも、まずはそこからお聞きしています。

このほかの事例はparkERsの施工事例一覧からご覧いただけます。

バイオフィリックデザインの効果 — 研究データと現場の実感

「緑があると気持ちいい」は誰もが知る感覚です。そして、ここまで見てきたような空間が世界のオフィスづくりで採用されているのは、その心地よさの効果が研究で繰り返し確かめられてきたからです。代表的なものを紹介します。

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

研究の数字も心強いのですが、私が現場でうれしいのは、数字より先に「あの緑のそばの席、人気なんです」という声が聞こえてくることだったりします。

ストレス低減の効果 — 緑視率の国交省調査とウルリッヒの研究

よく知られているのが、環境心理学者ロジャー・ウルリッヒが1984年に科学誌『Science』に発表した研究です。手術後の入院患者を比較したところ、窓から木々が見える病室の患者は、壁しか見えない病室の患者より入院日数が短く(平均7.96日と8.70日)、強い鎮痛剤の使用も少なかったと報告されました。「窓越しに緑が見える」だけで、身体の回復にまで差が出たという結果は、その後の研究の出発点になっています。

日本でも、国土交通省が2005年に公表した社会実験調査で、視界に占める緑の割合(緑視率)が高い場所ほど「安らぎがある」「潤いがある」と感じる人の割合が高まることが報告されています。緑視率がおおむね25%を超えると、人は「緑が多い」と感じるとされ、この「緑視率」はオフィス緑化の設計でも使われる指標になっています。

白いレンガ壁の待合に樹木のプランターとベンチを配した越谷駅前眼科の院内

越谷駅前眼科(parkERs施工事例)

幸福度・生産性・創造性を高める効果 — 世界16カ国のオフィス調査

オフィスに関する調査で最も引用されるのが、2015年に発表された国際調査「Human Spaces」レポート(英・組織心理学者ケイリー・クーパー教授監修)です。世界16カ国・7,600人のオフィスワーカーを対象にした調査で、自然の要素を取り入れたオフィスで働く人は、そうでない人に比べて次の傾向が示されました。

指標 自然要素のあるオフィスで働く人
幸福度(ウェルビーイング) 15%高い
生産性 6%高い
創造性 15%高い

同じ調査では、働く人の約47%が自然光の入らないオフィスで、約58%が生きた植物のないオフィスで働いているとも報告されています。裏を返せば、多くの職場にはまだ伸びしろが大きく残されているということです。

ウッドチップの地面と丸太のベンチを設けた、中庭のようなワークプレイス(NAKANIWA)

植物に囲まれて働くワークプレイス(NAKANIWA/parkERs施工事例)

オフィスでの集中力を回復させる効果 — 注意回復理論

もうひとつ、オフィスとの関わりが深い理論に、環境心理学者レイチェル・カプランとスティーブン・カプランが提唱した「注意回復理論(Attention Restoration Theory)」があります。人が仕事で使う集中力(方向性注意)は消耗品であり、自然の風景を眺めているあいだは、意識的な集中を使わずに心が留まる「魅了(ソフト・ファシネーション)」の状態になるため、すり減った集中力が回復する、という考え方です。

難しい理論のようですが、実感としては誰もが知っているはずです。根を詰めた作業の合間に窓の外の緑をぼんやり眺めて、また机に向かう。あの数十秒の回復を、オフィスの中に計画的に配置するのがバイオフィリックデザインだと言い換えることもできます。デスクから顔を上げた視線の先、廊下の突き当たり、コーヒーを淹れに立つ動線。「集中が切れた人の目が向かう場所」に緑を置くと、休憩の質が変わります。

ビルの谷間に生まれたポケットパーク。植栽に囲まれてノートパソコンを開く人がいる(3rd MINAMI AOYAMA)

街に開かれたポケットパーク(3rd MINAMI AOYAMA/parkERs施工事例)

オフィスの採用・ブランディングへの効果

数字になりにくい効果として、わたしたちが現場でよく耳にするのが「会社の顔が変わった」という声です。緑豊かなエントランスは来客の第一印象を変え、採用面接に来た学生の緊張をほどきます。リフレッシュスペースに人が集まるようになり、部署を越えた立ち話が生まれる。オフィス見学や取材の依頼が増えた、という企業もあります。バイオフィリックデザインは、働く人の心身だけでなく、「人を大切にする会社」というメッセージとして社外にも働きかけます。オフィスの見た目が採用やブランドに効く理由は、おしゃれなオフィス事例6選の記事でも掘り下げています。

来客を緑と波紋の演出で迎えるGROOVE Xのオフィスエントランス

来客の第一印象を変えるエントランス(GROOVE X オフィスエントランス/parkERs施工事例)

主な研究と出典を整理しておきます。

研究・調査 主な内容
E.O.ウィルソン『Biophilia』 1984 人間には自然とのつながりを求める本能があるという「バイオフィリア仮説」を提唱
R.ウルリッヒ(Science誌) 1984 窓から緑が見える病室の患者は入院日数が短く、鎮痛剤の使用も少なかった
国土交通省 社会実験調査 2005 緑視率が高いほど心理的な安らぎが増し、25%超で「緑が多い」と感じる
R.カプラン/S.カプラン 1989 自然の風景が消耗した集中力を回復させるという「注意回復理論」を提唱
Terrapin Bright Green 2014 設計指針「バイオフィリックデザインの14パターン」を発表
Human Spaces(16カ国7,600人) 2015 自然要素のあるオフィスで幸福度+15%・生産性+6%・創造性+15%

屋内の木陰のベンチに腰かけてタブレットを見る人(TBSホールディングス 本社フリースペース「PARK!」)

TBSホールディングス 本社フリースペース「PARK!」(parkERs施工事例)

オフィス以外のバイオフィリックデザイン事例 — 商業施設・ホテル・病院・学校・住宅

バイオフィリックデザインの考え方は、人が過ごすあらゆる空間に応用できます。国内でも、都市の再開発やまちづくりの分野で緑の価値が見直され、国土交通省がグリーンインフラや都市緑化を推進するなど、建築・都市スケールでの動きが続いています。わたしたちの事例からいくつか紹介します。

カフェ・商業施設。Aoyama Flower Market TEA HOUSEは、花の生産者のビニールハウスをモチーフに、緑に覆われた半円形のフレームの下でお茶を楽しむ空間です。「都会の喧騒を忘れる」という体験そのものが店の価値になり、多くのメディアに取り上げられました。六本木ヒルズに併設するTSUTAYA TOKYO ROPPONGIでは「本とコーヒーとグリーン」の組み合わせで、ついつい長居したくなる店内を実現。有楽町マルイ・新宿マルイ本館のように、家でもオフィスでもない「第3の居場所」を商業施設の中につくる取り組みも広がっています。滞在時間が価値になる商業空間と、バイオフィリックデザインは相性のよい組み合わせです。

苔に覆われた台と丸い木の意匠で自然を表現したディスプレイ(伊勢丹新宿店 Museum Cube ver3.0)

商業空間に自然を持ち込むディスプレイ(伊勢丹新宿店 Museum Cube ver3.0/parkERs施工事例)

ホテル・ラウンジ。羽田空港のANA SUITE LOUNGEでは、旅の合間のひとときに最上級のおもてなしとして自然の要素を添えました。ホテルメッツ渋谷では、やさしい緑に包まれたコンセプトルーム「GREEN BOX」を上層階に設え、ロイヤルパークホテル 汐留では高層階の中庭に和のくつろぎをつくりました。星野リゾート 奥入瀬渓流ホテルのように、土地の自然と呼応する空間づくりもホテルならではです。

ホテルメッツ渋谷のコンセプトルームGREEN BOX。やさしい緑に包まれた客室

ホテルメッツ渋谷「GREEN BOX」(parkERs施工事例)

羽田空港ANA SUITE LOUNGEに設えられた緑の空間演出

羽田空港 ANA SUITE LOUNGE(parkERs施工事例)

病院・公共空間。厚木市森の里病院のテーマは「まるで公園のようにみんなに開かれた病院へ」。緊張を強いられがちな医療の場こそ、自然の力が活きる場所です。ウルリッヒの研究が病室から始まったことを思い出していただくと、その相性の良さが伝わるはずです。

100m超の壁面を覆う垂直庭園(バーティカルガーデン)が続く新山口駅の南北自由通路

新山口駅 南北自由通路(parkERs施工事例)

駅・公共建築。新山口駅の南北自由通路には、フランス人アーティストのパトリック・ブラン氏監修による100m超の「垂直庭園(バーティカルガーデン)」が生まれました。毎日通り過ぎるだけの通路が、季節を感じる風景になる。建築のスケールで自然を組み込むと、まちの体験そのものが変わります。

学校・保育園。宇都宮の認定しぜんこども園 かぜとみどりのなーさりぃは、園の内外に自然があふれる保育園です。泥んこになって走り回りながら、五感で自然を感じて育つ。バイオフィリア(生命への愛着)が育まれる原点のような場所であり、教育施設との相性の良さを示す事例です。

認定しぜんこども園かぜとみどりのなーさりぃ。園内外に自然があふれる保育園

認定しぜんこども園 かぜとみどりのなーさりぃ(parkERs施工事例)

住宅・マンション。分譲マンションBRANZ 市川レフィールでは、エントランスの壁面緑化に加え、建設時に出土した地層を壁の意匠に取り込み、土や大地の力を感じる住まいをつくりました。公園に隣接する分譲住宅GRAND FORUM 光が丘公園は、「公園の心地よさの延長」をコンセプトにした全16邸。その一期一次販売は即日で申込完売となり、住まい選びにおける自然の価値を示す結果になりました。

大きな窓から光が差し込み、観葉植物と緑を敷いたローテーブルが置かれたリビング(GRAND FORUM 光が丘公園)

「公園の心地よさの延長」を体現した住まい(GRAND FORUM 光が丘公園/parkERs施工事例)

ここまで紹介した施工実績を、空間のタイプ別に整理しておきます。

空間タイプ parkERsの主な施工実績(本記事で紹介した事例)
オフィス トヨタ自動車 次世代BEV開発部門 Genki空間®JT本社ワークプレイス「ときの森」株式会社ピーオーリアルエステート
H¹O 渋谷神南愛宕グリーンヒルズ MORIタワーparkERs 北青山オフィス
TBSホールディングス「PARK!」SUMUFUMU TERRACE 新宿NAKANIWA
Indeed TokyoGROOVE X
カフェ・商業施設 Aoyama Flower Market TEA HOUSETSUTAYA TOKYO ROPPONGI有楽町マルイ・新宿マルイ本館
ホテル・ラウンジ ANA SUITE LOUNGE(羽田空港)ホテルメッツ渋谷ロイヤルパークホテル 汐留星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
病院・公共・駅 厚木市森の里病院新山口駅 南北自由通路
学校・保育園 認定しぜんこども園 かぜとみどりのなーさりぃ
住宅・マンション BRANZ 市川レフィールGRAND FORUM 光が丘公園

このほかにも、施工事例一覧で数多くの実績を公開しています。イメージに近い空間がきっと見つかるはずです。

バイオフィリックデザインの導入で失敗しないために — parkERsの現場のポイント

ここまで事例と効果を見てきました。ただ、実際の空間で効果を出すには現場の技術が要ります。ここからは、わたしたちが2013年のブランド立ち上げ以来、オフィスから商業空間まで、様々な空間を手がけるなかで大切にしてきたポイントをお話しします。

大きな窓の外の植栽と室内の緑がひと続きに見えるショールームのヒアリングスペース(泉北ホーム ショールーム京都伏見)

光と風景を読んで設計する(泉北ホーム ショールーム京都伏見/parkERs施工事例)

オフィス緑化は「光と風」から設計する

室内緑化の成否は、置きたい場所ではなく「光の届く場所」から考えられるかどうかで決まります。窓からの距離、方位、室内照明の照度によって、健やかに育つ植物は変わります。窓際など強い太陽光が差し込む明るい場所であれば選択できる樹種の幅が広がりますが、基本的に室内は植物にとって光量が足りない環境です。光が足りない場所には、照明を計画に組み込みます。また植物が元気に育つためには、風通しも重要な要素。コンセプトや空間イメージに合う植物を選ぶだけではなく、環境に合う植物でデザインを組み立てる。この順番を守るだけで、「導入したのにすぐ枯れた」という失敗の多くは防げます。また自然との連動をイメージして光をデザインすることで、朝昼晩で印象が変化する空間を演出することもできます。

吊り下げた植物と古材の什器に囲まれ、窓からの自然光が届くparkERs北青山オフィスの執務スペース

光と植物の関係を設計したparkERs北青山オフィス(parkERs施工事例)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

「どこに置くか」より「どこに光が届くか」。社内のデザイナーとプランツコーディネーターが口をそろえる、いちばん大事な順番です。

水と土は見えないインフラ — IMoSとparkERs soil

植物を長く健やかに保つ鍵は、目に見える緑よりも、見えない部分にあります。灌水(水やり)の計画、給排水の位置、そして土。parkERsでは、職人の経験とIoT技術を組み合わせた植物管理の仕組み「IMoS」や、独自に開発した土「parkERs soil」、植物由来のメンテナンスオイル「Grow Green」など、植物が室内で生きつづけるための技術を自社で育ててきました。設計段階で給排水や電源まで計画に入れておくと、その後のメンテナンスの手間とコストは大きく変わります。

樹木の植栽と水盤を組み込んだparkERs南青山オフィス

植物×水×IoTを体感できるparkERs南青山オフィス(parkERs施工事例)

枯れないオフィス緑化 — 「育てるメンテナンス」という考え方

わたしたちは、植物のメンテナンスを「枯れたら交換する作業」ではなく「育てるメンテナンス」と捉えています。剪定や施肥で植物を育てながら、季節とともに表情が変わっていく空間を保つ。植物が育つ様子は、そこで働く人にとっても愛着になります。「あの木、伸びたね」という何気ない会話が生まれたら、その空間はもう風景ではなく、公園になりはじめています。

シンボルツリーの木陰と草木に囲まれた、自然光の降り注ぐリビング(三菱地所ホーム)

飾るグリーンから、共に生きるグリーンへ(三菱地所ホーム/parkERs施工事例)

なお、生きた植物がどうしても難しい環境では、フェイクグリーン(人工観葉植物)を部分的に組み合わせる選択もあります。ただし、研究で示されてきた効果の多くは本物の自然体験によるものです。手がかからないことを優先して全体をフェイクにするのではなく、人がよく過ごす場所には本物を、手の届かない高所や暗所にはフェイクを、と使い分けるのが現実的です。

バイオフィリックデザインの導入のハードルと対処法

生きている植物を用いてデザインするバイオフィリックデザインには、クリアすべき課題もあります。検討段階で知っておいていただきたいのは次の4つです。

ハードル・課題 実際のところ・対処
初期費用がかかる 面積や仕様により幅が大きい。使用頻度の高い場所やエントランスなど、まずは一部から始めて効果を見る方法がある
メンテナンスの手間と費用 専門会社との保守契約で解決できる。設計段階で灌水・給排水を計画すると負担が減る
枯れる・虫のリスク 環境に合った樹種選定と水やり・剪定などの定期的な管理でリスクは大きく下げられる
レイアウト・管理上の制約 避難動線や床荷重、ビル管理会社への確認が必要。設計者が入れば申請段階から対応できる

大切なのは、これらがすべて「設計段階で織り込める項目」だということです。導入後に困る企業の多くは、植物を後から「置いた」場合です。空間の計画に最初から植物が入っていれば、光も水も動線も、あらかじめ解いておくことができます。

土と植栽の島を囲むように執務デスクが並ぶparkERsのオフィス。植物が育つ環境を計算して配置されている

自社オフィスはparkERsの実験場でもある(parkERs施工事例)

バイオフィリックデザインの導入方法 — 進め方7ステップと費用の考え方

ここからは、実際にオフィスや店舗へ導入するときの進め方です。オフィスづくり全体の段取りはオフィスデザインの進め方・費用の記事に、依頼先の見極め方は空間デザイン会社の選び方の記事にまとめています。parkERsでは、次の流れでプロジェクトを進めています。

  1. 課題抽出 — ワークショップなどで「その空間で何に困っているか」「どんな時間をつくりたいか」を掘り起こす
  2. コンセプト提案 — 空間の目指す姿を言葉と絵にする
  3. デザイン提案 — 3Dモデルやパースで完成イメージを共有する
  4. 設計 — 課題を解決するプランを検討し、デザイン・植栽・設備まで含めて図面化する
  5. 施工 — 内装(またはランドスケープ)と植栽を一体で仕上げる
  6. 植栽メンテナンス — 「育てるメンテナンス」で空間を育てていく
  7. 施設運営 — 必要に応じて空間の運営まで伴走する

ポイントは、コンセプトから設計、施工、メンテナンスまでをひとつづきに考えることです。デザイン会社と造園会社と保守会社がばらばらだと、「デザインはきれいだが植物が育たない」「維持費が想定外にかかる」というすき間が生まれがちです。サービスの詳細はparkERsのサービス紹介ページにまとめています。

小石を敷いた水盤が足元に広がり、木のスツールに腰かけて過ごせるparkERs南青山オフィス

水の音、ゆらぎ、木漏れ日を設計したparkERs南青山オフィス(parkERs施工事例)

小さく始めるバイオフィリックデザイン — 効果が出やすいオフィスの3カ所

全面改装でなくても、バイオフィリックデザインは始められます。効果を感じやすいのは次の3カ所です。

  • エントランス — 来客と社員全員が毎日通る、投資対効果を感じやすい場所
  • 会議室・打ち合わせスペース — 緊張を緩め、会話を柔らかくする緑の効果が働く場所
  • リフレッシュスペース — 休息の質を上げ、人が自然と集まる場所

吊り下げた緑が会議テーブルを囲む、パーク・コーポレーション本社の会議室「Cube」

会議室に緑を入れるだけでも会話は変わる(パーク・コーポレーション「Cube」)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

「まずはエントランスだけ」というご相談、実はとても多いんです。小さく始めて、効果を実感してから広げていく会社さんがほとんどですよ。

バイオフィリックデザインの費用を左右する4つの要素

費用は空間の条件によって幅が大きいため、一概に「坪いくら」とは言えませんが、見積もりを左右する主な要素は決まっています。①面積と植栽のボリューム、②給排水・電源などインフラ工事の有無、③光環境(育成照明が必要かどうか)、④メンテナンス契約の範囲。この4つです。予算の考え方についてはparkERsのよくある質問でも触れていますので、あわせてご覧ください。

窓際に連なる木製ベンチと樹木の植栽が並ぶオープンスペース(JT本社ワークプレイス「ときの森」)

植栽のボリュームが空間の印象と費用を左右する(JT本社ワークプレイス「ときの森」/parkERs施工事例)

バイオフィリックデザインを構成する3つの要素と「14のパターン」

ここからは、バイオフィリックデザインをより深く知りたい方に向けた理論編です。「何をすればバイオフィリックデザインになるのか」を考えるとき、世界的に参照されているのが、記事の冒頭でも触れたTerrapin Bright Greenの「14パターン」です。14のパターンは大きく3つのカテゴリーに分かれます。

①空間の中の自然 — 植物・水・照明(光)の直接体験

植物、水、光、風、香りなど、本物の自然を五感で体験できるようにする要素です。14パターンのうち、視覚的な自然とのつながり、水の存在、動的で拡散する光、温熱・気流の変化などがここに含まれます。

ポイントは「視覚以外」を忘れないことです。先ほど紹介した青山のAoyama Flower Market TEA HOUSEでは、水の流れを利用して、水音による安らぎの演出まで行いました。葉が風に揺れる、水音が聞こえる、土や木の匂いがする。こうした「非視覚」の体験が加わると、空間の心地よさは目に見えて深まります。照明も重要な要素で、時間帯によって変化する自然光や、木漏れ日のように揺らぎのある光は、それ自体がバイオフィリックデザインの一部です。

Aoyama Flower Market TEA HOUSEの緑と花に覆われた店内。水の流れを使った水音の演出も設計されている

Aoyama Flower Market TEA HOUSE(parkERs施工事例)

②自然のアナロジー — 自然素材を使ったインテリア

本物の自然そのものではなく、自然を連想させる素材・色・形・パターンを使う手法です。木材や石などの自然素材、葉脈や波紋のような有機的な曲線、自然界に見られる「複雑さと秩序」を持った意匠がここに入ります。生きた植物を置きにくい場所でも取り入れやすく、天井や照明、家具、壁面の仕上げ材で自然を感じさせることができます。

オフィスビルのロビーに置かれた、苔に覆われた球体のオブジェ(THINK PARK)

曲線と球体——自然を想起させる形態(THINK PARK/parkERs施工事例)

③空間の性質 — 眺望と隠れ場の空間構成

少し意外に思われるかもしれませんが、「見晴らしのよさ」と「こもれる場所」もバイオフィリックデザインの要素です。人はサバンナで暮らしていた頃から、遠くまで見渡せる場所(プロスペクト)と、背後が守られた隠れ場(リフュージ)の両方を求めてきました。オフィスでいえば、開放的なコラボレーションエリアと、集中できる半個室的なブースの組み合わせがこれにあたります。緑で緩やかに視線を遮りながら居場所をつくると、この2つを心地よく両立できます。

カーテンで緩やかに仕切った半個室と開放的なワークテーブルが共存するparkERs南青山オフィス

開放とこもりを緑でつなぐ(parkERs南青山オフィス)

参考までに、14パターンの全体を一覧にしておきます。

カテゴリー 14のパターン
空間の中の自然(直接体験) ①視覚的な自然とのつながり ②非視覚的な自然とのつながり(音・香り・手ざわり) ③非リズミカルな感覚刺激(葉の揺れなど) ④温熱・気流の変化 ⑤水の存在 ⑥動的で拡散する光 ⑦自然のシステムとのつながり(季節の変化)
自然のアナロジー(間接体験) ⑧バイオモルフィック(生物的)な形態・パターン ⑨自然との物質的なつながり(自然素材) ⑩複雑性と秩序
空間の性質(空間構成) ⑪眺望(プロスペクト) ⑫隠れ場(リフュージ) ⑬神秘性 ⑭リスク/危険

すべてを一度に満たす必要はありません。実際の設計では、その空間の目的と条件に合わせて、効果の高いパターンから優先的に取り入れていきます。

バイオフィリックデザインのよくある質問

TSUTAYA TOKYO ROPPONGIの店内。本とコーヒーとグリーンが共存する、長居したくなる空間

TSUTAYA TOKYO ROPPONGI(parkERs施工事例)

観葉植物を置くだけでも効果はありますか?

あります。緑が視界に入るだけでも心理的な効果は研究で示されています。ただし、置き場所の光環境に合わない植物はすぐに弱ってしまい、枯れた植物はかえって空間の印象を下げます。数鉢からでも「光や風通しなど環境に合う植物を選ぶ」ことだけは守るのがおすすめです。

窓がない・日当たりの悪い空間でも導入できますか?

できます。耐陰性の高い樹種の選定と、植物育成用の照明計画を組み合わせることで、自然光の少ない空間でも植物は育てられます。光がまったく確保できない場所には、自然素材を組み合わせる設計も可能です。条件ごとの対応はよくある質問でも紹介しています。

カウンターに植栽を組み込み、照明計画で屋内でも緑を育てるスターバックス コーヒー 表参道ヒルズ店の店内

照明計画と樹種選定で、屋内でも緑は育つ(スターバックス コーヒー 表参道ヒルズ店/parkERs施工事例)

費用はどのくらいかかりますか?

面積・インフラ工事の有無・光環境・メンテナンス範囲によって大きく変わるため、まずは空間の条件を拝見して概算をお出しするのが確実です。エントランスなど一部のスペースから始めて、効果を確かめながら広げていく進め方もよく選ばれています。

フェイクグリーン(人工観葉植物)でも効果はありますか?

視覚的な癒し効果は一定程度期待できますが、研究で示されてきた効果の多くは、生きた植物や自然光といった本物の自然体験にもとづくものです。人がよく過ごす場所には本物の植物を、手入れの難しい高所や暗所にはフェイクを、と使い分けるのが現実的です。

メンテナンスはどのくらい必要ですか?

植栽の内容によりますが、専門スタッフによる定期メンテナンス(水やり・剪定・施肥・植え替え)を月2〜数回程度組み合わせるのが一般的です。parkERsでは灌水の仕組みを設計段階で組み込み、日々の負担を減らしたうえで、「育てるメンテナンス」として空間を育てていきます。

水面に映り込むほど密に草花が育つ植栽のディテール(ザ・パークハウス三田ガーデン)

手入れの行き届いた緑が空間を育てる(ザ・パークハウス三田ガーデン/parkERs施工事例)

賃貸オフィスでも導入できますか?

できます。多くのオフィスは賃貸物件ですので、実際のプロジェクトのほとんどは賃貸を前提としています。注意点は、床荷重・避難動線・原状回復の条件などをビル管理会社と事前に確認しておくことです。可動式のプランターや什器一体型の植栽など、退去時に対応しやすいつくり方もあります。設計者が入ることで、こうした申請や調整も含めて進められます。小規模・賃貸でも映える具体的な工夫はおしゃれなオフィスのつくり方の記事で紹介しています。

賃貸ビルの中に公園のような心地よさを取り入れたH¹O西新宿の小規模オフィス

賃貸ビルでも居心地はカスタマイズできる(H¹O 西新宿/parkERs施工事例)

バイオフィリックデザインを学ぶには?

出発点としては、E.O.ウィルソン『バイオフィリア』、スティーブン・ケラートらの著作、Terrapin Bright Greenの「14パターン」(英文レポートが公開されています)が定番です。日本語では建築・オフィスデザイン系の専門誌やウェルビーイング関連の書籍でも取り上げられることが増えています。

まとめ — バイオフィリックデザインで、日常に公園のここちよさを

バイオフィリックデザインとは、自然とつながりたいという人間の本能に応える空間デザインの手法です。その効果はストレス低減から生産性・創造性の向上まで研究で裏づけられ、オフィス・商業空間・住宅へと広がっています。そして効果を左右するのは、緑の量ではなく設計の質。光と風を読み、水と土を整え、人の過ごし方まで思い描いて、はじめて空間は「公園」になります。

窓の外に公園がなくても、公園のここちよさは室内につくれます。わたしたちparkERsは、「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに、空間デザイナーとプランツコーディネーターのチームで、その一歩をお手伝いしています。parkERsのフィロソフィーもあわせてご覧ください。実際の空間を見てみたい方は、青山から羽田まで実例をめぐる東京の空間デザイン事例の記事もどうぞ。

木の大テーブルで植物に囲まれて語らう2人。日常の中に公園のここちよさがあるparkERs南青山オフィス

日常に公園のここちよさを。(parkERs南青山オフィス/parkERs施工事例)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。「うちのオフィスでもできるかな?」と思ったら、雑談のようなご相談から大丈夫ですよ。

オフィスや店舗の空間づくりをご検討でしたら、まずは課題やイメージをお聞かせください。

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この記事を書いた人

parkERs PR担当 森美波のプロフィール写真

森 美波(Mori Minami)
株式会社パーク・コーポレーション parkERs(パーカーズ)クリエイティブ室 PR

parkERsは、「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに、オフィスをはじめ室内外に“公園”をつくる空間デザインブランド。2013年、「青山フラワーマーケット」を運営する株式会社パーク・コーポレーションのもとで、Aoyama Flower Marketの姉妹ブランドとして生まれた。

2017年に株式会社パーク・コーポレーションへ入社。空間デザイン事業部「parkERs」で、「公園のここちよさ」を体現する空間づくりの実務に携わる。空間デザインとカフェ部門の広報を務める傍ら、国内外に展開する「青山フラワーマーケット」を含めた全社的なインターナルコミュニケーションの活性化にも従事。現在はparkERsのPR担当として、オウンドメディアの運営やコラム執筆、イベント企画などを通して、「人と植物のここちよい関係性」を広げるために活動している。

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