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おしゃれなオフィス事例6選!おしゃれの正体は「緑と光」— 小規模でも真似できるつくり方

TBSホールディングス 本社フリースペース「PARK!」(parkERs施工事例)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

はじめまして。parkERsで広報を担当している森です。「おしゃれなオフィス」の写真を集めはじめた方へ。眺めるだけで終わらない、"真似できるおしゃれ"をお届けします。

移転やリニューアルを前に、「おしゃれなオフィス」と検索して画像を眺める。素敵な空間はいくらでも出てくるのに、いざ「うちのオフィスをどうするか」となると、何から手をつければいいのか分からない。そんなところではないでしょうか。

実は、おしゃれに見えるオフィスには共通の「設計」があります。高価な家具でも、流行の色でもありません。光がきれいに入り、目線の先に緑があり、素材と色が整理されていて、余白がある。わたしたちparkERsが1,000社以上の法人との取引のなかで確かめてきた、おしゃれの正体です。

この記事では、テイストの違うおしゃれなオフィス事例6選と、おしゃれに見える理由の分解、そして小規模・賃貸のオフィスでも真似できるつくり方までを、施工の現場からお伝えします。

  • テイスト別のおしゃれなオフィス事例6選(実名・写真つき)
  • おしゃれなオフィスを構成する5つの要素(光・緑・素材・色・余白)
  • 小規模・賃貸オフィスでも真似できるつくり方と、やりがちな失敗
  • レイアウトのコツと、おしゃれがもたらす採用・働きやすさへの効果

おしゃれなオフィスとは?— 見た目の流行で終わらない「心地よさの設計」

いわゆる「おしゃれなオフィス」とは、家具や装飾の流行を追うだけではなく、光・緑・素材・色・余白等が計画的に設計され、働く人の時間まで心地よくさせる空間を指すと考えています。写真映えする瞬間の美しさと、毎日そこで働きつづけたくなる居心地。この2つが両立してはじめて、「おしゃれなオフィス」が出来上がるのではないでしょうか。

わたしたちparkERsは、これを「室内に公園をつくること」と捉えています。公園は、誰かが流行でつくった場所ではないのに、いつの時代も美しく、人が集まります。「公園=風景+人」。風景の美しさと、そこで過ごす人の時間をセットで設計する発想が、飽きのこないおしゃれをつくります。

緑と木の家具が調和した愛宕グリーンヒルズのおしゃれなグリーンラウンジ

愛宕グリーンヒルズ MORIタワー 愛宕グリーンラウンジ(parkERs施工事例)

おしゃれなオフィスの正体は「緑と光」

雑誌やSNSで「おしゃれなオフィス」と紹介される写真を思い浮かべてみてください。多くの写真に共通して写っているのは、高価な家具ではなく、自然光と植物です。窓から差し込む光、木漏れ日のような照明、目線の高さで揺れる緑。人は本能的に自然の気配を「心地よい=美しい」と感じるため、緑と光が整った空間は、それだけで印象が数段よくなります。

おしゃれなオフィスづくりの投資は、まず緑と光に向けるのが近道です。この背景にある考え方はバイオフィリックデザインの解説記事で詳しく書いています。

自然光と植物と水が計画されたparkERs南青山オフィスのおしゃれなワークスペース

植物×水×IoTを体感できる parkERs office 2019(parkERs施工事例)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

撮影に立ち会うたびに思うんです。かっこいい家具もそうですが、そこに植物が入り自然光が差し込む場所は、写真も、写っている人の表情も、断然素敵になると。

なぜ今、おしゃれなオフィスが選ばれるのか — 採用と「出社したくなる場」

おしゃれなオフィスへの投資は、見栄えのためだけではなくなりました。リモートワークが定着した今、オフィスには「わざわざ行きたくなる理由」が求められています。心地よく美しい空間は出社の理由になり、来訪した求職者には「働く環境を大切にする会社」というメッセージとして伝わります。

オフィスの写真は採用サイトやSNSで会社の顔にもなります。おしゃれなオフィスは、いわば24時間働く広報担当。デザインの経営的な意味はオフィスデザインの解説記事でも整理しています。

水辺の街に寄り添う緑豊かなシーバンスN館のおしゃれな共用ラウンジ

シーバンスN館(parkERs施工事例)

「かっこいいオフィス」とどう違う?— おしゃれが目指すのは日常のここちよさ

「かっこいいオフィス」という言葉もよく検索されますが、わたしたちは少し区別して考えています。かっこよさは、来訪者を圧倒する非日常の演出。おしゃれは、毎日そこで働く人の時間まで含めて美しいこと。竣工日がいちばん美しいオフィスではなく、使い込むほど風景がなじみ、植物が育って深まっていくオフィスです。

この2つは両立できます。コンクリートや黒い什器の凛とした空間に、生きた緑と光を差し込むと、冷たさが「静けさ」に変わります。かっこよさの背骨に、心地よさの血を通わせる。それがわたしたちの考える空間づくりです。

黒とコンクリートの空間に黄色と緑が映える兜町第6平和ビルのかっこいいおしゃれなオフィス空間

凛とした素材に緑と色を通わせる(兜町第6平和ビル/parkERs施工事例)

【実例】おしゃれなオフィス事例6選 — テイスト別に見る空間デザイン

ここからは、わたしたちparkERsが手がけたおしゃれなオフィス事例を、テイスト別に6つ紹介します。どの事例も「緑と光」を軸にしながら、会社の個性で表情がまったく違います。自社の雰囲気に近いものを探すつもりでご覧ください。

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

テイストの違う6つを選びました。「これ、うちの会社の雰囲気に近いかも」という目線で見ていただくと、あとの章のつくり方も選びやすくなりますよ。

テイスト 事例 こんな会社・空間に
公園型 TBSホールディングス「PARK!」 発想・企画が仕事の中心。切り替えの場がほしい
ナチュラル×森 NAKANIWA 木の温もりと物語性を大切にしたい
アート×感性 ピーオーリアルエステート ブランドの世界観・美意識を空間で語りたい
街に開く個性派 兜町第1平和ビル、兜町第6平和ビル 差し色で「らしさ」を打ち出したい
木×サステナブル KITOKI 環境への姿勢をかっこよく見せたい
隠れ家リノベ IPIAS Aoyama 既存ビル・古い建物の味を活かしたい

公園型 — TBSホールディングス「PARK!」:オフィスの中に、おしゃれな公園を

放送局の本社フリースペースを、その名も「PARK!」という公園のような場に。デスクを離れてふらりと立ち寄り、頭を切り替える。仕事の場でありながら、公園の抜け感をまとった空間です。

注目してほしいのは、緑の「島」というかたちです。壁沿いに植物を並べるのではなく、フロアの真ん中に置くことで、人が緑のまわりを回遊し、自然と足が止まる場所が生まれます。番組づくりのように発想が仕事になる会社にとって、ふらりと歩ける公園はそれ自体が仕事の道具になります。

コンセプト提案から植栽メンテナンスまでを一貫して担当しました。TBSホールディングス「PARK!」の事例ページで写真を多数ご覧いただけます。

緑の島のベンチでくつろげるTBSホールディングス本社フリースペースPARK!

TBSホールディングス 本社フリースペース「PARK!」(parkERs施工事例)

ナチュラル×森 — NAKANIWA:保有林とつながる“中庭”のようなオフィス

中央日本土地建物のワークプレイス「NAKANIWA」は、同社が保有する森とのつながりをテーマに、はたらく場に“中庭”の心地よさを持ち込んだ空間です。木々の間を歩くように居場所を選べるゾーニングに、香りや音のコンテンツまで重ねて、五感全部で「ナチュラル」を感じられます。

飾りとしての木ではなく、想いを語れる木。おしゃれの持続力は、こうしたストーリーから生まれます。竣工後は、お月見をテーマにした季節装飾や花のワークショップなど、空間を活用する社内イベントも続いていて、季節ごとに表情の変わる「育つおしゃれ」になっています。NAKANIWAの事例ページもご覧ください。

木々の間を歩くように過ごせる中央日本土地建物NAKANIWAのナチュラルでおしゃれな空間

“中庭”のようなワークプレイス NAKANIWA(parkERs施工事例)

アート×感性 — ピーオーリアルエステート:感受性のスイッチが入るおしゃれなオフィス

ポーラ・オルビスグループの不動産会社、ピーオーリアルエステートのオフィスリノベーション。「美」「アート」「感性」という同社らしいキーワードから、「感受性のスイッチを全開にする」空間を目指しました。朝露に濡れた葉の瑞々しさ、風に揺れる木漏れ日。日常の小さな気づきが生まれるよう、居心地・香り・耳心地・座り心地まで設計しています。

化粧品グループらしい「美」の感度を、装飾ではなく感覚の設計で表現しているのがこの事例の見どころです。リノベーションなので、既存オフィスの改装を考えている会社にも参考になります。ピーオーリアルエステートの事例ページで詳しく紹介しています。

テーブル中央から緑が立ち上がるピーオーリアルエステートのアートのようなおしゃれなオフィス

感受性スイッチを刺激するオフィス緑化リノベーション(ピーオーリアルエステート/parkERs施工事例)

街に開く個性派 — 兜町第1平和ビル、兜町第6平和ビル:“黄色”が効いたおしゃれなパブリックスペース

日本橋兜町のオフィスビルでは、外構に人が滞在できる空間をつくりたいというご相談から、「Stock Share Scape」をコンセプトに街にひらけたパブリックスペースを計画しました。アクセントカラーのイエローで通りの両サイドを華やかに演出し、つい立ち寄りたくなる路地裏に。ベースを整えたうえで、思い切った差し色を効かせる。おしゃれなオフィスの色使いのお手本のような事例です。

ビルの一角に新たな価値を創り、通りがかる人の目を引く。オフィスのおしゃれは、社内だけでなく街への発信にもなります。エントランスや共用部から先に手を入れたいビルオーナーの方にも参考になる事例です。兜町第1平和ビル・兜町第6平和ビルの事例ページもどうぞ。

鮮やかな黄色と植栽が響き合う兜町第6平和ビルのおしゃれなパブリックスペース

兜町に伝播する“黄色い”パブリックスペース(兜町第6平和ビル/parkERs施工事例)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

黄色がこんなに街の印象を変えるんだ、と現場で驚いた事例です。差し色は勇気がいりますが、効くと一気に「その会社らしさ」になるんですよね。

木×サステナブル — KITOKI:木の温もりとかっこよさを両立したオフィスビル

日本橋兜町・茅場町エリアの木造ハイブリッド構造ビル「KITOKI」。木の構造体を間近に感じるフロアに緑を重ねたセットアップオフィスは、ナチュラルなのに凛としてかっこいい、木の空間の新しい見せ方です。サーキュラーエコノミーの実践など、建物の思想そのものがデザインになっています。

SDGsや健康経営に取り組む会社なら、その姿勢を言葉ではなく空間で語れることが、採用や取引先への何よりのメッセージになります。KITOKIの事例ページで全体像をご覧ください。

木の構造体と緑が調和した木造ハイブリッドビルKITOKIのおしゃれなセットアップオフィス

木、風、水の中で働くオフィスビル KITOKI(parkERs施工事例)

隠れ家リノベ — IPIAS Aoyama:ガーデンがおしゃれな青山のリノベーションオフィス

青山一丁目の歴史ある建物をリノベーションしたシェアオフィス「IPIAS Aoyama」。コンセプトは「The Hidden Garden」。エントランスと建物中央、2つの庭にモミジやアオダモ、ミントやヘビイチゴまでが茂り、都会の隠れ家のような時間が流れます。

新築の美しさではなく、建物の年輪と植物が響き合う美しさ。リノベーションだからこそ出せるおしゃれがあります。植栽もモミジやヤマモモといった雑木を中心に、整えすぎない「庭の時間」をデザインしました。築年数を弱点ではなく個性として活かしたいビルオーナーやテナントの方に、ぜひ見ていただきたい事例です。IPIAS Aoyamaの事例ページへどうぞ。

歴史ある建物と雑木の庭が響き合うIPIAS Aoyamaのおしゃれなリノベーションオフィス

緑豊かな「隠れ家」のような、青山のリノベーションオフィス(IPIAS Aoyama/parkERs施工事例)

おしゃれなオフィスをつくる5つの要素 — 光・緑・素材・色・余白

事例を分解すると、おしゃれなオフィスは5つの要素を押さえることがポイントです。

  1. 光 — 自然光を遮らないレイアウトと、時間帯に合った照明計画。光がきれいなら空間の印象は半分決まります
  2. 緑 — 視線の先に、生きた植物を。飾るのではなく、視界のどこに緑が入るかを設計します
  3. 素材 — 水、木、石、土などの自然素材。触れたくなる質感は、写真にも実物にも効きます
  4. 色 — ベースは素材の色に任せ、差し色は絞る。兜町の黄色のように、コンセプトカラーは「らしさ」をつくります
  5. 余白 — 詰め込まない勇気。抜けのある風景が、植物と光を主役にします

木と石と緑の素材が調和した文祥堂本社ワークスペースSOSOのおしゃれな空間

文祥堂 本社ワークスペース「SOSO」(parkERs施工事例)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

5つ全部を一度に、でなくて大丈夫です。「うちのオフィスはどれが足りていないかな?」と、チェックリストのように使ってみてください。

小規模・賃貸でもできる、おしゃれなオフィスのつくり方

「おしゃれなオフィスは大企業のもの」と思われがちですが、そんなことはありません。小規模なオフィスほど一角の変化がフロア全体に効くため、少ない投資でも印象が大きく変わります。数十坪のオフィスなら、窓際の2〜3坪を整えるだけで、フロアのどこからでも緑と光の風景が目に入ります。賃貸でも、原状回復に配慮したつくり方で十分に実現できます。

  • 窓際を空ける — いちばん光のきれいな場所を収納や複合機に譲らない。窓際に小さなラウンジをつくるだけで空間の主役が変わります
  • 目線の先に緑を — 日常生活の中で使用頻度の高いスペースや人が多く集まる場所に植物を配置する方が、視界に入る頻度が高く効果的です
  • 「見せ場」を絞る — エントランスか、会議室か、リフレッシュの一角か。全体を薄く整えるより、1カ所を徹底的に心地よくするほうが費用対効果が高いです
  • 可動式でつくる — キャスター付きプランターや置き家具中心なら、レイアウト変更にも退去時にも対応できます

住宅からオフィスにコンバージョンした渋谷のGUILD Koendoriや、ピーオーリアルエステートのように、コンパクトな空間の質で選ばれる事例は増えています。

吹き抜けの光と緑が心地よいGUILD Koendoriの小規模でもおしゃれなオフィス空間

住宅からコンバージョンした GUILD Koendori(parkERs施工事例)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

数十坪のオフィスのご相談、本当に増えています。小さい空間ほど一角の緑が効くので、実は大きなオフィスよりおしゃれにしやすいんですよ。

おしゃれなオフィスのレイアウトのコツ — 見せ場と抜けをつくる

同じ家具と植物でも、レイアウト次第で空間の印象は別物になります。設計の現場で使っているコツを3つ紹介します。

1つめは、入口からの風景を最初に決めること。扉を開けた瞬間に何が見えるか。入ってすぐ複合機や段ボールが目に入る配置は、それだけで空間の評価を下げてしまいます。第一印象の風景から逆算してレイアウトを組みます。

2つめは、視線の「抜け」を残すこと。背の高い什器で視線を塞がず、フロアの奥や窓へ抜ける視線の通り道をつくると、実際の面積より広く、整って見えます。仕切りたい場所は、壁ではなく植物でやわらかく仕切るのがparkERs流です。

3つめは、過ごし方で場を分けること。集中・会話・休憩のリズムが空間に表れているオフィスは、使われている風景そのものが美しくなります。立山連峰の情景を室内に取り込んだ十全化学 本社社屋のように、窓の外の風景まで味方につけると、レイアウトはさらに豊かになります。

立山連峰への眺望と緑を活かした十全化学本社社屋のおしゃれなオフィスレイアウト

立山連峰の情景が溶け込む十全化学 本社社屋(parkERs施工事例)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

レイアウト図を眺めるときは、「入口や動線から何が見えるか」を想像してみてください。オフィスの印象は、そこで決まります。

おしゃれなオフィスがもたらす効果 — 見た目の先にあるもの

おしゃれなオフィスへの投資は、見た目の満足で終わりません。自然の要素を取り入れた職場については、世界16カ国・7,600人を対象にしたHuman Spaces調査(2015年)で、幸福感15%・生産性6%・創造性15%の向上が報告されています。緑と光でつくるおしゃれは、働く人のコンディションに直接効く投資です。

また、2026年7月現在、採用の場面で「オフィス見学」や採用サイトのオフィス写真が果たす役割は年々大きくなっています。空間の第一印象は、言葉より先に会社の姿勢を伝えます。そして働く人にとっては、お気に入りの席や景色があることが、出社の小さな楽しみになり、居場所への愛着はそのまま会社への愛着につながっていきます。

おしゃれは入口で、その先にあるのは働く人のコンディションと会社の物語です。効果の研究データはバイオフィリックデザインの記事に、経営視点の整理はオフィスデザインの記事にまとめています。

緑に囲まれて過ごせる愛宕グリーンヒルズのラウンジでくつろぐ時間

愛宕グリーンヒルズ MORIタワー 愛宕グリーンラウンジ(parkERs施工事例)

おしゃれなオフィスのよくある質問

小規模なオフィスでもおしゃれにできますか?

できます。むしろ小規模なオフィスほど、一角の変化が空間全体の印象を変えるため、投資対効果は高くなります。窓際を空ける、視線の先に緑を置く、見せ場を絞る。この3つから始めるのがおすすめです。

おしゃれなオフィスにする費用はどのくらいかかりますか?

広さ・工事範囲・つくり込みの量で大きく変わるため、一律の金額ではお答えしづらいのが正直なところです。費用の内訳と考え方はオフィスデザインの記事で整理しています。「見せ場1カ所から段階的に」という進め方もありますので、まずはFAQや概算のご相談からどうぞ。どこに頼むか迷ったら、空間デザイン会社の選び方の記事で依頼先のタイプと見極め方を整理しています。

賃貸オフィスでもおしゃれな内装にできますか?

できます。実際のプロジェクトのほとんどは賃貸物件です。可動式のプランターや置き家具中心の構成、原状回復条件のすり合わせなど、賃貸前提のつくり方があります。床や壁に手を入れられない場合でも、什器一体型の植栽や吊りの緑、水音の演出、照明の入れ替えだけで空間の印象は大きく変えられます。ビル管理会社との調整も含めて設計者に相談できます。

海外のようなおしゃれなオフィスにするにはどうすればいいですか?

海外事例の多くに共通するのも、実は自然光・植物・素材感・余白です。表面的に家具を真似るより、光と緑の設計を整えるほうが「海外のような」空気に近づきます。天井や壁の色数を絞り、抜けのある風景をつくることも効果的です。日本のオフィスビルは天井が低めなことが多いので、視線の抜けと高さのリズムで立体感を補うのがコツです。

観葉植物はどこに置くとおしゃれに見えますか?

ポイントは「座ったときの目線」と「入口からの風景」です。床置きの大鉢を部屋の隅に置くより、デスクに座った視線の先、来客が扉を開けた正面など、よく見られる場所から逆算して配置すると効果的です。数を増やすより、よく見られる数カ所に的を絞るほうが手入れも行き届き、結果としておしゃれに見えます。光の届く場所を選ぶことも忘れずに。置き方の考え方はバイオフィリックデザインの記事でも詳しく解説しています。

オフィスのパーテーションもおしゃれにできますか?

できます。おすすめは、壁やパネルの代わりに植物で仕切る「グリーンパーテーション」です。視線はやわらかく遮りながら光と気配は通すので、圧迫感なくエリアを分けられます。可動式のプランターでつくれば、レイアウト変更にもそのまま対応できます。またparkERsのオフィスには、木の枝を用いた有機的なパーテーションもあります。

造花や雑貨だけでおしゃれに見せることはできますか?

短期的な見た目は整いますが、生きた植物がもたらす空気感や、光と組み合わせたときの美しさは代えがたいものがあります。生きた緑を長く保つ方法はバイオフィリックデザインの記事で解説していますので、あわせてご覧ください。

おしゃれなオフィスの事例写真をもっと見たいときは?

parkERsのギャラリーと施工事例一覧で、オフィスを中心にたくさんの空間写真を公開しています。青山・渋谷・日本橋など街ごとにめぐりたい方は東京の空間デザイン事例をエリア別に紹介した記事が便利です。気になる空間の「なぜ心地よく見えるのか」を、この記事の5要素(光・緑・素材・色・余白)で分解しながら眺めると、自社に活かせる発見が増えますよ。

緑と自然光に包まれたparkERs南青山オフィスの打ち合わせスペース

parkERs office 2019(parkERs施工事例)

まとめ — おしゃれなオフィスで、日常に公園のここちよさを

おしゃれなオフィスの正体は、流行の家具ではなく「緑と光」の設計にあります。光を読み、緑の居場所を決め、素材と色と余白を整える。その順番さえ守れば、大きなオフィスでも、数十坪の賃貸でも、写真映えと居心地が両立した空間はつくれます。事例で見てきた6つの空間も、テイストはさまざまでしたが、根っこにあるのは同じ設計の順番でした。

迷ったら、この記事の順番を思い出してください。光を読む、緑の居場所を決める、素材と色を整える、余白を守る。そして最初の一歩は、オフィスの一区画からで十分です。小さな「見せ場」がひとつ生まれると、オフィスの空気は連鎖して変わりはじめます。

わたしたちparkERsは、「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに、空間デザイナーとプランツコーディネーターのチームで、おしゃれの先にある心地よい毎日を設計しています。事例の写真はギャラリーや施工事例一覧でもご覧いただけます。

緑の中で人が語らうNAKANIWAの、公園のようにここちよいオフィス風景

はたらく場に“中庭”の心地よさを(NAKANIWA/parkERs施工事例)

parkERs PR担当 森美波parkERs 森 美波

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。気になる事例があったら、事例ページの写真もゆっくり眺めてみてくださいね。「うちならどこが見せ場になるかな」と想像がふくらむはずです。

オフィスや店舗の空間づくりをご検討でしたら、気になった事例の名前とあわせて、いまのオフィスのお悩みやイメージをお聞かせください。

parkERsにオフィスの空間づくりを相談する
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この記事を書いた人

parkERs PR担当 森美波のプロフィール写真

森 美波(Mori Minami)
株式会社パーク・コーポレーション parkERs(パーカーズ)クリエイティブ室 PR

parkERsは、「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに、オフィスをはじめ室内外に“公園”をつくる空間デザインブランド。2013年、「青山フラワーマーケット」を運営する株式会社パーク・コーポレーションのもとで、Aoyama Flower Marketの姉妹ブランドとして生まれた。

2017年に株式会社パーク・コーポレーションへ入社。空間デザイン事業部「parkERs」で、「公園のここちよさ」を体現する空間づくりの実務に携わる。空間デザインとカフェ部門の広報を務める傍ら、国内外に展開する「青山フラワーマーケット」を含めた全社的なインターナルコミュニケーションの活性化にも従事。現在はparkERsのPR担当として、オウンドメディアの運営やコラム執筆、イベント企画などを通して、「人と植物のここちよい関係性」を広げるために活動している。

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